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(2016/12/2)Trio Espace ~Fete des Vendanges vol.6 収穫祭@王子ホール [相川麻里子]

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先月、live imageのコンサートミストレス・相川麻里子さん目当てでトリオエスパスのコンサートを観に行ってきました。
毎年年末に3人が集まって演奏すると決めているコンサートですが、私もよく観に行ってます。
アートワインが絡んでるので半分はワインを飲みに行ってるというのもありますが。。。
ということで、ピアノトリオの演奏とワインを楽しんできたコンサートのライブレポです。

Trio Espace ~Fete des Vendanges vol.6 収穫祭
日時:12/2(金) 19:04~20:42(1時間38分)
会場:王子ホール(東京)
出演:相川麻里子(violin)、植木昭雄(cello)、佐藤勝重(piano)
曲目:
~1部~
♪ピアノ三重奏曲kv.564ト長調(モーツァルト)
 Ⅰ.Allegro
 Ⅱ.Andante
 Ⅲ.Allegretto
♪ピアノ三重奏曲第1番ト短調 悲しみの三重奏曲(ラフマニノフ)

~2部~
♪ピアノ三重奏曲第1番ニ短調(アレンスキー)
 Ⅰ.Allegro moderato
 Ⅱ.Scherzo(Allegro molto)
 Ⅲ.Elegia(Adagio)
 Ⅳ.Finale(Allegro non troppo)

~アンコール~
♪ヴォカリーズ(ラフマニノフ)


この日は平日なので開演時間ギリギリに到着しましたが客席は全部自由席なのでだいたい埋まっていました。
ということで前からも後ろからも同じくらいの位置にある席に陣取りました。
王子ホールはちょっと遠いんですよね。。。
まあ仕方ないです。

開演時間を少し過ぎたところで場内は暗転。
ステージが明るくなって3人が登場しました(^-^)//""パチパチ

1曲目の演奏はモーツァルトの「ピアノ三重奏曲kv.564ト長調」。
kv564だけでは分からないのでいろいろ検索しましたが、第6番だったり第7番だったりします。
ピアノ三重奏曲kv442ニ短調が未完とのことで、これを第2番にカウントするかしないかで分かれているみたいですね。

第1楽章はピアノ演奏がかなり多いものの全体的に軽やかな演奏でした。
そんなに長くなくて聴きやすいです。

第2楽章はゆっくりとしたテンポですが、穏やかで明るい演奏でした。
メロディを持ち回り、変奏曲風になっていました。

第3楽章は再び明るくて弾むような演奏でした。
最後は3楽章らしく華やかなフィナーレでした。
やっぱりモーツァルトの曲はいいです。

ここで植木さんがマイクを持ち、あいさつをしていました。
佐藤さんが2枚目のアルバムを出したそうです。
でも、このコンサートはやはりワインです。
3人の顔がラッピングされたスペシャルワインを今年も用意していました。
「相川さんはかわいい」と言ってましたが果たしてどんなものか後で見てみます。

2曲目の演奏はラフマニノフの「ピアノ三重奏曲第1番ト短調 悲しみの三重奏曲」。
もちろん、聴くのは初めてです。
こういう長い曲はたまに転調とかして気分転換しそうなもんですが、この曲は楽章とかもなくずっとト短調。。。
メロディを持ち回って演奏していましたが、テンションはそれほど変わらずなんとなく暗い三重奏がずっと続いていました。
さすが「悲しみの三重奏曲」でしょうか。

演奏が終わると3人が退場し、休憩時間になりました。
ロビーへ行きます。

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早速ワイン売り場へやってきました。
アートワインの方が自ら販売している感じでしょうか。
このコンサートではお馴染みの光景なので注文する観客も多かったです。

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早速グラスワインを注文しました。
いい眺めですね。
500円です。
あっという間に飲み干しました。

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再びワイン売り場へ。
植木さんが言ってたとおり、スペシャルワインも販売されていました。
確かに3人の写真がラッピングされていますね。

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早速スペシャルワインを購入しました。
3000円です。
クリスマスの飾りもついていましたが、まさにクリスマス仕様ですね。
3人はみんなサンタの帽子を被ってますが、確かに相川さんだけ似合ってるかも。

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ラベルを見ました。
Joel Gott Cabernet Sauvignon 815 Napa Valley 2013と書いてあるので3年ものですね。
フランス語はよく分からないですが、ジョエルゴット カベルネソーヴィニヨン 815 ナパ・ヴァレー 2013と読むんでしょうか。
後で飲みましたけど美味しかったです。

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休憩時間が終わると場内は暗転。
ステージが明るくなって3人が登場しました(^-^)//""パチパチ

3曲目の演奏はアレンスキーの「ピアノ三重奏曲第1番ニ短調」。
こちらも聴くのは初めてでした。

第1楽章は最初の楽章らしく、重厚感があってスケールの大きい演奏でした。
ピアノソロとかはなく3人が対等に演奏していたように聞こえました。
これだけでも満足できます。

第2楽章は最初と最後は軽快で弾むような演奏で、特にピアノは速弾きが多く縦横無尽に弾いてました。
中間部分で緩やかでアコースティックな演奏が入ってて長くなっていました。

第3楽章はゆっくりとした演奏で、最初と最後は暗く重苦しい演奏が続いていました。
間には穏やかで神秘的な演奏が入り相川さんや植木さんの美しい音が聞こえていました。

第4楽章は最初は激しい演奏で、相川さんもギコギコ弾いてたのでちょっとびっくりしました。
途中から穏やかになり、ホッと一息。。。
フィナーレはまた激しくなって終わりました。
意外と早く終わった気がしましたが第4楽章が一番短い楽章でした。

アンコールの前に植木さんのあいさつがありました。
「今回は6回目でしたが、あっという間に10周年がやってくる。成長を温かく見守って下さい」ということでしたがきっとあっという間ですね。

アンコールの演奏は「ヴォカリーズ」。
こちらは有名なクラシック曲です。
普段はヴァイオリンの曲としてよく演奏されていますが、チェロがいるのでキーを高くして演奏していました。
相川さんの美しいメロディが中心でしたが、植木さんのチェロの音色も絡んでいつもより厚みのある演奏でした。

演奏が終わると3人が退場し、コンサートが終わりました。

1階ロビーではサイン会が始まっていました。
3人はフレンドリーなので割と長く話すことができます。
今回も行列ができていました。

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アルバムを買ってない私でも一応、ワインにサインをしてもらうことは可能でした。
ただ、ラベルにサインを書いてしまうとせっかくの相川さんの顔が見えなくなってしまうのでなんかもったいないですね。
じっと我慢して会場を後にしました。

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内容は完全にクラシックコンサートですね。
ただ、大編成のフルオーケストラの交響曲を聴くよりはこういう小編成の演奏のほうが私の好みなのでちょうどいいです。
今回は相川さんの出番は多くなかったように思いましたが、各奏者の音色を聴いて楽めたコンサートでした。

恐らく1年後にまたコンサートがあるでしょう。
他のコンサートと重ならない限り私もまた観に行こうと思います。

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