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(12/4)Trio Espace ~Fete des Vendanges vol.5 収穫祭~@王子ホール [相川麻里子]

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1週間前、トリオ・エスパスのコンサートを観に行ってきました。
live imageのオーケストラimageメンバーで出演しているヴァイオリニスト・相川麻里子さん目当てに毎回観に行こうと思ってるのですが、昨年、一昨年と仕事で観に行けなかったんですよね。
ホントに私の運がなかったのですが、3年ぶりにようやく観に行くことができました。
ピアノトリオの演奏とワインを楽しんできたコンサートのライブレポです。

Trio Espace ~Fete des Vendanges vol.5 収穫祭~
日時:12/4(金) 19:02~20:51(1時間49分)
会場:王子ホール(東京)
出演:相川麻里子(violin)、植木昭雄(cello)、佐藤勝重(piano)
曲目:
~1部~
♪ピアノ三重奏曲第4番 作品11「街の歌」(ベートーヴェン)
 Ⅰ. Allegro con brio
 Ⅱ. Adagio
 Ⅲ. Tema con variazioni "Pria ch'io l'impegno"
♪ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲 作品7(コダーイ)
 Ⅰ. Allegro serioso,non troppo
 Ⅱ. Adagio
 Ⅲ. Maestoso e largamente, ma non troppo

~2部~
♪ピアノ三重奏曲第1番 作品49(メンデルスゾーン)
 Ⅰ. Molto allegro e adagio
 Ⅱ. Andante con moto tranquillo
 Ⅲ. Scherzo;Leggiero e vivace
 Ⅳ. Finale:Allegro assai appassionato

~アンコール~
♪七重奏曲 作品20より第3ヴァリエーション(ベートーヴェン)


今回のコンサートのチラシです。
左から植木さん、佐藤さん、相川さんの順に並んでいます。
実際の演奏では相川さんと植木さんの位置が逆なのですが、相川さんが左だと目立たなくなるとかあるんでしょう。

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開演10分前に王子ホールに到着しました。
開演前のロビーはガラガラなことが多いのですが、今回は意外と観客がいますね。
金曜日の夜ならではでしょうか。

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チラシに載ってたスパークリングワインを注文しました。
眠くなると困るのでアルコールは会場であまり飲まないほうですが、このコンサートではワインが名物なので避けるわけにはいきません。
500円払って飲みました。
おいしかったぞ。。。
さすがアートワインだ。。。

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物販コーナーには各出演者のアルバムが置いてありました。
相川さんのアルバムは12/7に発売ですが、今回は先に買えるとのことで早速購入しました。
そのタイトルは「メロディ」。
ジャケットにはヴァイオリンを持つ相川さんが写っていました。
いよいよ相川さんもアルバムを作ったんですね。

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ホールに入りました。
まあ、たくさんの観客が入ってましたね。
完全自由席なので空席を探すのにしばらくウロウロ。。。
中央やや右側に手頃な空席を見つけて座りました。

開演時間を過ぎたところで場内は暗転。
ステージが明るくなって、トリオ・エスパスの3人が登場しました(^-^)//""パチパチ

1曲目の演奏はベートーヴェンの「ピアノ三重奏曲第4番」。
ベートーヴェンのピアノトリオ曲は初耳でした。
もちろん、私が聴くのは初めてです。
第1楽章は明るく軽快な演奏で、イメージはベートーヴェンの「春」第1楽章。
相川さんや植木さんはそれほど目立たず、ピアノの佐藤さんが目立っていたような気がしました。
第2楽章は穏やかな演奏で、第2楽章らしくなく意外と短かった気がしました。
相川さんのメロディが多かったです。
第3楽章はメロディが3連符だったりするなど第1楽章よりも速くて明るい演奏でいかにも第3楽章らしかったですが
第1楽章よりはヴァイオリンもよく聞こえていました。

演奏が終わると3人が退場し、今度は相川さんと植木さんが登場しました(^-^)//""パチパチ
植木さん:こんばんは。トリオ・エスパスのコンサートにようこそお越し下さいました。結成5周年です。皆さんのおかげで続けています。これからも続けていきます。

私は第1回と第2回のコンサートを観に行ってますが、歳3回第4回は観に行けませんでした。
私もこれから観に行き続けます。
植木さん:こうして3人で会うときはいつも紅茶を飲んでます。同い年だからできるんだなと思ってます。

確か、みんな同級生だったと思います。
年に一度集まるコンサートですが、同窓会みたいな気分になってるかもしれないですね。
同じ同級生にNAOTOさんがいるのはよく知られています。

2曲目の演奏はコダーイの「ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲」。
相川さんと植木さんの二重奏でした。
バロックなどの古い曲が好みなので、こういう20世紀の作曲家の曲は好みではないです。
なので、メロディよりもヴァイオリンやチェロの音色を楽しみました。
第1楽章は相川さんと植木さんで交互にメロディを持ち合って演奏してました。
ピッチカートも交互にやってたりしてますが、キーとか型とかが分からず結構不気味でした。
第2楽章はゆっくりですがやっぱり不気味な二重奏。
ただ、静かになったり激しくなったりとメリハリはあって重厚感がありました。
第3楽章は同じテンポで続くことが多かったので、分かりにくさは和らいでいました。
速弾きが多くて白熱の演奏でした。
エンディングの「レー」だけ分かりやすかったです。

演奏が終わると3人が退場し、休憩時間になりました。
ロビーへ行きます。

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アルコールが回ってきたせいか、ちょっと眠いな。。。
ということで眠気覚ましのアイスコーヒーを注文しました。
300円です。
他のホールよりも安いのがいいですね。

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でも、ワインがおいしいのは確かです。
主催のアートワインはいつもこんなスペシャルラベルのワインを用意しています。
3人が写ってるんですよ。
開演前に飲んだワインと同じであることを確認し、3300円を出して購入しました。

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まあ、スペシャルと言っても3人がラベルに写ってるだけです。
中身はブルゴーニュのスパークリングワインでした。
相川さんは開演前に買ったアルバム「メロディ」のジャケット写真と同じものを使ってるでしょうか。
植木さんはアルバム「The Short Story from Daddy」のCDにプリントされてるものを使ってるみたいです。
佐藤さんは見えなくなってしまってますが、プロフィール写真を使ってるようです。

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休憩時間が終わると場内は暗転。
ステージが明るくなって、トリオ・エスパスの3人が登場しました(^-^)//""パチパチ

3曲目の演奏はメンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲第1番」。

第1楽章は重厚で迫力のある演奏で、佐藤さんの流れるようなピアノ伴奏に乗って相川さんや植木さんの演奏がよく聞こえていました。
1楽章らしく長くてこれで終わってもいい感じのエンディングもなかなかカッコよかったです。
第2楽章は穏やかな演奏で、佐藤さんのピアノアルペジオに乗って相川さんと植木さんがメロディを奏でていました。
佐藤さんだけの演奏もあったり、相川さんと植木さんの二重奏があったりと美しい演奏でした。
第3楽章は明るい演奏で、相川さんや植木さんの演奏も軽やかでした。
佐藤さんのピアノ演奏がずっと続いてて大変そうでしたが見事でした。
第4楽章は再び短調の重厚な演奏に戻りますが、スピード感がありピアノは滑らかでした。
相川さんのメロディが力強くなっていったり時折長調が混ざってだんだん華やかになっいくのは4楽章らしかったです。
植木さん:無事に演奏することができました。1つお伝えするのを忘れてましたが相川さんのCDができました。演奏だけでなく、ジャケットも美しい。。。無修正と言ってました。
観  客:笑
植木さん:素晴らしいです。佐藤君と僕のCDもあるので是非。。。

無修正っすか。。。
いや、いい出来映えだと思いますよ。
このくらいのサイズでちょうどいいです。

アンコールの演奏はベートーヴェンの「七重奏曲 作品20」より「第3ヴァリエーション」。
その名の通り、元々は弦楽器管楽器の7重奏の曲ですが、植木さんによれば、ピアノトリオ版も存在していたそうです。
やや穏やかでしたが明るい演奏でした。
アンコールなので短かったです。

演奏が終わると3人が退場し、コンサートが終わりました。

1階に降りてくると、相川さんのサイン会が行われていました。
先行販売なので誰もが買うのは初めてですね。

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久しぶりに相川さんとご対面。
あの場では相川さんに「2年ぶり」と言いましたが正確には2年半ぶりです。
それこそlive image 13 treize大阪公演の時に出くわして以来でした。
実際に言葉を交わしたとなると4年ぶり。
いろいろ話したかったですが、後ろで観客が順番待ちしてるので軽くにしておきました。

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「また来ます!」と挨拶して立ち去ろうとしたら私が休憩中に買ったワインボトルを持ってることに相川さんが気がつき「ワインにも書く」と言ってくれました。
しかも、他の2人も書いてくれるとのこと。
これは嬉しい限りでした。
後ろの方々には申し訳ないですが3人のサインを頂きました。

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サインを書いてもらったラベルの下にAlan Charlotte Boillot(アラン・シャルロット・ボワイヨ)と書いてありますが、生産者の名前でしょうか。
ワインは詳しくないのでよく分かりません。
アートワインのスタッフに確認してくればよかったかな。
もちろん、後で飲みました。

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時刻は21時を少し過ぎたところですね。
寒くなってきた銀座を後にしました。

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いやいや。。。
いきなり相川さんと話ができて全て飛んでしまいましたね。
ちょうどいいタイミングで相川さんのアルバムが出たのが幸いでした。
アルバムが出るのがもっと前だったらそれこそ「無修正」のジャケット写真に誘われてとっとと買ってしまい、サイン会に参加してなかったかもしれません。
久しぶりに話ができて嬉しかったです。

演奏した内容的はピアノトリオ2曲と二重奏1曲で、どれも初耳なので曲の構成など詳しいことは書けませんでしたが、楽器の音色だとかテクニカルな演奏だとかをしっかり楽しみました。
多分、今後もこういうスタイルを続けると思うので常に聴くのが始めてということになると思いますけどきっとある来年もまた観に行こうと思います。

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