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(1/24)MUZAランチタイム&ナイトコンサート「尺八とマリンバで祝う新春」@エポックなかはら [SINSKE]

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3ヶ月前のことですが、尺八奏者の藤原道山さんと、マリンバ奏者のSINSKEさんのデュオコンサートを観に行ってきました。
MUZAランチタイム&ナイトコンサートを観に行ったのは、Trianguloを観に行って以来、3年ぶりです。
このコンサートの会場だった川崎ミューザが2年前の地震で被害を受けて、コンサートの開催が不能になったんでしたね。
それでも、コンサート自体は会場を移して開催されていました。
どっちかと言うと、小松亮太さんのアルバムに参加したSINSKEさん目当てで観に行ったコンサートのライブレポです。

MUZAランチタイム&ナイトコンサート「尺八とマリンバで祝う新春」
日時:1/24(木) ランチタイム 12:10~12:53(43分) ナイト 19:00~20:06(1時間6分)
会場:エポックなかはら(神奈川)
出演:藤原道山(尺八)、SINSKE(marimba)
曲目:
~ランチタイムコンサート~
♪小さな空
♪Over the Rainbow ~虹の彼方へ~
♪アメイジング・グレイス
♪誰も寝てはならぬ
♪風の宴
♪東風
~アンコール~
♪アヴェ・マリア(グノー)

~ナイトコンサート~
♪アメイジング・グレイス
♪春の海
♪荒城の月
♪月夜浮遊
♪アヴェ・マリア(グノー)
♪四季より「冬」
♪東風
♪ボレロ

~アンコール~
♪Over the Rainbow ~虹の彼方へ~


現在の時刻は開演3分前。。。
ここに来るのは初めてです。
早速中に入ります。

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1階席ははぎっしり人で埋まっていました。
さすが500円コンサートです。
でも、その中にもポツンポツンと空いている席があり、自由席だったので真ん中の席に陣取ることができました。
とりあえず、準備完了。

開演時間になり、藤原道山さんとSINSKEさんが登場しました(^-^)//""パチパチ
やっぱり遅刻厳禁でした。
危ない危ない。。。

1曲目の演奏は「小さな空」。
武満徹さんの曲です。
Youtubeにはいろんな動画が出ているので、あちこちでカバーしているみたいです。
しっとりとした曲で、藤原さんの尺八がほどよく響いていました。
SINSKEさんのマリンバは音域が広いので伴奏することが多いようです。
藤原さん :みなさん、こんにちは。藤原道山です。
観  客 :(^-^)//""パチパチ
SINSKEさん:みなさん、こんにちは。SINSIKEです。
観  客 :(^-^)//""パチパチ

私にとって2人のコンサートは初めてです。
ということで、2人のあいさつを聞いたのももちろん、初めてです。
藤原さん :日本の楽器があると正月の気分になりますね。
SINSKEさん:なぜですかねえ。正月はそういう色がほしい気分になるんですかねえ。
藤原さん :でも、僕は年中仕事してます。いろんな形で聴いていただきたいと思います。

テレビとかで拝めれば観てみます。
藤原さん :もう8年目ですね。
SINSKEさん:10年経つと変わりますよね。20年30年…考えたくないです。
藤原さん :尺八とマリンバでコンサートをやっているのは僕たちだけですよね。
SINSKEさん:検索かけましたけど、ありませんでした。

尺八でコンサートをやっている人自体かなり少ないかも。
貴重な散在であることは確かですね。

2曲目の演奏は「Over the Rainbow」。
有名なスタンダードナンバーです。
藤原さんが美しいメロディーを弾き、SINSKEさんがをしっとりとした伴奏を弾いていました。
まあ、表現力のある楽器ですねえ。
藤原さん :尺八が初めての人は?
観  客 :(^o^)/ ハーイ
SINSKEさん:結構いますね。
藤原さん :時代劇でも全部流れることはないですね。時折「ブヮーッ」と聞こえてきてあれが尺八と感じるくらいでしょう。

うーん。。。
私はどうだったかなあ。。。
多分、初めてだと思ったのですが。。。
ちょっとはっきりしないです。
うやむやでスミマセンm(_ _)m
この後は藤原さんの尺八談義が続いていました。

3曲目の演奏は「アメイジング・グレイス」。
これも有名なスタンダードナンバーです。
藤原さんのソロ演奏でした。
メロディーだけでも美しかったです。

4曲目の演奏は「誰も寝てはならぬ」。
有名なトゥーランドットからの1曲ですね。
SINSKEさんのソロ演奏でした。
原曲のようなパワーのある演奏ではないですが、強弱がすごかったりメロディー以外の部分も間に差し込んでいたりしてて工夫していました。
聴いてるほうも力が入ってしまいました。
藤原さん:実はアルバムを製作中です。昨年出した「ボレロ」は多分ロビーに置いてあります。会場限定なのでここでしか手に入らないです。

その他にも5月からのツアーや2人のソロアルバムの宣伝もしていました。
これがミュージシャンが活動する主目的と言ってもいいでしょう。

5曲目の演奏は「風の宴」。
SINSKEさん作曲のオリジナル曲です。
曲紹介のときに自ら作曲していかないと曲がないと言ってました。
ごもっともです。
宴ということで最初はゆっくりで始まり、明るくなったり激しくなったりスピード感のある演奏だったりといろいろ聴けました。
強く叩くところを聴くとやっぱりマリンバは打楽器なんだなあと思いました。

6曲目の演奏は「東風」。
藤原さん作曲のオリジナル曲です。
また風ですねえ。
ということで、こちらもアップテンポでスピード感のある演奏でした。
SINSKEさんは何かを足につけて床をドンドン踏んでいましたが、あんなこともやるんですねえって感じでした。

時刻は12時48分。。。
500円なのでアンコールなしかなあと思いましたが、アンコールがあるようです。
一旦退場していた藤原さんとSINSKEさんが出てきました(^-^)//""パチパチ

アンコールの演奏はグノーの「アヴェ・マリア」。
有名な曲ですね。
SINSKEさんのメリハリのあるアルペジオと藤原さんの美しいメロディーがよかったです。

演奏が終わると2人は退場し、コンサートは終わりました。

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6時間後、再び会場にやってきました。
もちろん、外は真っ暗です。
開演時間が近いので急いで入場します。

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ポスターが貼ってあるのを見つけました。
こんな2人です。
尺八とマレットを持ってますね。



もちろん、夜も自由席です。
真ん中前方の席に陣取りました。
自由席だとあまりキツキツに詰めて座ることがないのでポッカリ空いてる場所があるんですよね。
いい眺めです。

開演時間になり、藤原道山さんとSINSKEさんが登場しました(^-^)//""パチパチ
夜も遅刻厳禁でした。
危ない危ない。。。

1曲目の演奏は「アメイジング・グレイス」。
昼間は藤原さんが一人で演奏していましたが、夜は2人で演奏していました。
藤原さんの美しいメロディーの裏でSINSKEさんはかなり力強く叩いてたのでまたずいぶん違った感じの演奏になってました。

2曲目の演奏は「春の海」。
お正月によく耳に入るあの曲です。
琴の部分をSINSKEさんがマリンバで演奏している感じでした。
琴ならではのパンチのある部分も頑張って出していました。
マレットの枝の部分を使って音を出すこともあるんですねえ。。。
初めて見ました。
藤原さん :みなさん、こんばんは。藤原道山です。
観  客 :(^-^)//""パチパチ
SINSKEさん:みなさん、こんばんは。SINSIKEです。
観  客 :(^-^)//""パチパチ
藤原さん :昼もやりましたが、夜は曲を変えて演奏します。

ダブルヘッダーで観に来る人ってどれだけいるんですかねえ。。。
夜は1000円と昼間の倍の値段です。
私は両方ともチケットぴあでチケットを購入したので手数料が315円ずつついていました。
手数料高っ!!
藤原さん :お正月というとこの曲ですね。
SINSKEさん:尺八はお正月のための楽器ではないはず。
藤原さん :テレビやラジオでフィーチャリングされることがないです。残念なことに、お正月が終わると聞こえてこない。

聞こえてきたとしてもそれは「春の海」が流れるときかなあ。。。
この後も曲紹介が続いていました。
作曲の宮城道雄さんがよくお正月にこの曲を演奏してたので、お正月=春の海のイメージが定着したそうです。

3曲目の演奏は「荒城の月」。
これは説明が要らないでしょう。
音楽の教科書に載っているあの曲です。
藤原さんがいきなり掛け声をあげて吹き始めてびっくりしましたが、その後はゆっくりと感情をこめて演奏していました。
SINSKEさんもメリハリのある演奏で迫力がありました。

4曲目の演奏は「月夜浮遊」。
SINSKEさんのオリジナル曲です。
現代曲風で聴きやすかったです。
いろいろ展開が変わってて長く聞こえました。
最後はカッコよく音止めでした。
あと、曲の途中ではなんか先が平たいマレットを使っていたのが目につきました。
なんか、ペタペタした音でしたがああいうのもあるんですねえ。。。
藤原さん:尺八が4本並んでます。尺八のコンサートが初めての人は?
観  客:(^o^)/ ハーイ
藤原さん:結構いますね。コンサートじゃないな。。。演奏会ですね。

このときは多分、私も初めてだと思ったので手を上げておきました。
しかし、後で自分のライブレポを確認したら、1年半前に榊原大さんの夏コンサート「遊宴 Vol.3」で藤原さんの演奏を聴いていることが判明。。。
完全に忘れてました。。。
失礼しましたm(_ _)m

この後は尺八とマリンバの楽器説明をしていました。
尺八は穴が5つしかなく、角度を変えたり体を動かしたりして音を出すそうです。
SINSKEさんは「熊蜂の飛行」をマラカスのようなマレットを使って演奏してて拍手を貰っていました。

5曲目の演奏はグノーの「アヴェ・マリア」。
昼間も演奏していましたが、美しい演奏でした。

6曲目の演奏は「四季」より「冬」。
有名なヴィヴァルディの曲です。
ヴァイオリン協奏曲ということで、かなり難しい曲ですが、そこはSINSKEさんが頑張っていました。
第2楽章は穏やかできれいな演奏でしたがすぐに終わり、第3楽章ではまた激しい演奏に。
藤原さんも滑らかなメロディーを演奏していて気分はまさにクラシックでした。
藤原さん :終わりが近づいてきました。
SINSKEさん:5月にツアーをやります。
藤原さん :CDが置いてあります。会場でしか買えません。
観  客 :笑

ツアーは昨年もやってましたね。
live image 12 douze福岡公演のライブ遠征をしたときにポスターを見かけました。
「風神雷神」ツアーが5/4から始まるようです。
東京公演は7/25,7/26で浜離宮朝日ホールか。。。
この会場は平日観に行くにはちょっと遠いんですよねえ。
しかも、めざましクラシックスの次の日。。。
ちょっと厳しいかも。

7曲目の演奏は「東風」。
昼間も演奏していましたが、今回もスピード感があってカッコいい演奏でした。

8曲目の演奏は「ボレロ」。
有名な曲ですね。
昨年のツアーはこのタイトルで回っていたようです。
インストでこの曲を聴いたのは押尾コータローさんに続いて2組目です。
あの簡単そうで難しい曲を弾くなんてすごいなあと思います。
最初は静かに演奏し、後半になるにつれて力強く盛り上がっていくあの特徴ある曲を再現させていました。

この後はアンコールです。
一旦退場していた藤原さんとSINSKEさんが出てきました(^-^)//""パチパチ

アンコールの演奏は「Over the Rainbow ~虹の彼方へ~」。
昼間も演奏していましたが、今回もしっとりと演奏していました。
SINSKEさんはメリハリをつけて演奏し、味を出していました。

演奏が終わると2人は退場し、コンサートが終わりました。

ロビーに戻ると、すでにサイン会が始まっていました。
あのロープが張られた場所の向こうに2人がいます。
こういうときのサイン会って、長引きそうな気がするなあ。。。

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ということで、とっとと抜け出してしまいました。
CDはまたどこかで買えるでしょう。
会場を後にしました。

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2人のコンサートは初めてでしたけど、表現力がすごくありましたねえ。
他にはない組み合わせだし、少人数ということで曲を用意するのも大変そうですけど、演奏は楽しめました。
次はいつになるか判りませんが、機会があればまた観に行こうと思います。

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コメント 2

R8

知られていないだけで、尺八を聴ける機会は実は多いのです。マリンバとの共演は珍しいですね。
by R8 (2013-04-25 12:31) 

たかぴー

>R8さん
尺八を聴く機会は探せば出てくると思いますけど、なかなか余裕がないもので。。。
いつかしっかり聴いてみたいですね。

by たかぴー (2013-04-26 22:31) 

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