(6/28)木村大さんギターリサイタル@東京文化会館小ホール [木村大]
2ヶ月前ですが、ギタリスト・木村大さんのリサイタルを観に行ってきました。
観に行ったとは言っても2部から…
残念ながら1部は大遅刻したせいで1曲も聴いていません。
1部最後の曲をロビーで聴いていました。
まあ、単なる備忘録という感じのライブレポです。
木村大ギターリサイタル
日時:6/28(木) 19:??~20:46(1時間45分ほど?)
場所:東京文化会館小ホール(東京)
出演:木村大(guitar)
曲目:
~1部~
♪アルハンブラの思い出
♪カヴァティーナ
♪ロミオとジュリエット
♪サンバースト
♪ムーンタン
♪コユンババ
1.モデラート
2.モッソ
3.カンタービレ
4.プレスト
~2部~
♪エアーズロック
♪HOME
♪インスピレーション
♪聖母の御子
♪Spain
~アンコール~
♪フラジャイル(スティング)
会場に到着したときはすでに19時30分を過ぎていました。
この日は仕事が大幅に長引いたのと、上野が意外と遠いことが重なり、大幅に遅刻です。
はっきり言って何曲目なんでしょうか。
大さんのポスターが貼ってありました。
等身大とか無限大とか見ると「榊原大」を思い出してしまいました。
ダイナミック…
両方の大さんに当てはまりますね。
先を急ぎます。
ロビーに到着しました。
もちろん、このときは開演中で、ホールへの入口は固く閉ざされていました。
会場スタッフによれば「最後の曲を演奏中なので、休憩時間から入れます」とのこと。
耳をすまして聴いてみるとコユンババの演奏が聞こえていました。
最後の曲がよりによって4楽章編成のコユンババか。。。
最悪だ。。。
仕方ないので1部の曲はプログラムに載っていた曲目を見た感想だけ。。。
1曲目の演奏は「アルハンブラの思い出」。
ギター曲の定番中の定番ですね。
ギタリストなら誰でも弾こうと思う曲です。
大さんのはあまり聴かないかも。。。
2曲目の演奏は「カヴァティーナ」。
映画「ディアーハンター」のテーマ曲です。
ピアノアレンジの曲がラジオで流れているのをよく聞いてたのでメロディは全て浮かびます。
しっとりと演奏してたことでしょう。
3曲目の演奏は「ロミオとジュリエット」。
タイトルのとおり悲しい曲です。
大さんのアルバム「INFINITY」に収録されています。
ここまではしっとりとした3曲です。
4曲目の演奏は「サンバースト」。
A・ヨークの有名な曲です。
村治佳織さんなどいろんなギタリストに演奏されているので聴く機会も多いです。
奏法に特徴があるので、弾いてるほうも楽しんでそうですね。
5曲目の演奏は「ムーンタン」。
これは大さんの代名詞的な曲です。
A・ヨークが大さんのために作曲した曲ですが、作曲から10年以上経っても大切に演奏しているのがいいですね。
この曲もトリッキーな演奏が多く、大さん好みだと思います。
6曲目の演奏は「コユンババ」。
これは大さんの18番で、毎回演奏しているんじゃないでしょうか。
4楽章構成で、後の楽章になっていくとだんだんアップテンポになっていく印象があります。
私はロビーに姿を現したときにはすでに第2楽章あたりを演奏している最中でした。
ホールに入れないので、その間はロビーに置いてあるモニター越しに演奏を観るしかなかったです。
演奏が終わると休憩時間になりました。
固く閉ざされていた扉が開放され、観客がどっと出てきます。
私は十分休憩をとったのでこの間にホールに入りました。
私の座席はE列19番です。
センターブロックの確保はできませんでしたが、大さんのファンクラブ枠もあるはずなのでまあまあでしょう。
休憩時間が終わり、再び大さんが登場しました(^-^)//""パチパチ
7曲目の演奏は「エアーズロック」。
大さんのオリジナル曲です。
少し静かな曲で、時折使うタンブ音は耳をすまして目を閉じて聴きたい気分でした。
大さんは1部とは打って変わってちょっとカジュアルな格好に変わっていました。
8曲目の演奏は「HOME」。
以前、放送されていたフジテレビ「すき!地球」のテーマ曲です。
オリジナルは穏やかな曲でパーカッションがついてますが、今回はもちろんギターソロです。
パーカッションがない分、少しテンポを上げて激しく演奏していたように聞こえました。
大さん:10代のころにデビューしました。もう30歳になりました。
観 客:えーーっ!!
なんと。。。
デビューアルバム「カデンツァ17」のジャケットに映る大さんは間違いなく子供のはずだったのに、もう30か。。。
時が経つのも速いですねえ。。。
9曲目の演奏は「インスピレーション」。
以前、放送されていたフジテレビ「鬼平犯科帳」のエンディングテーマ曲のカバーです。
この曲もオリジナルよりも少し速めに演奏していたように聞こえました。
最近、大さんはこの曲を演奏してますけど、カッコいいですねえ。
大さん:鬼平犯科帳で流れてましたが、このコードが流れたときがカッコいいですよねえ。
観 客:笑
かなりのお気に入りみたいですね。
最近、よく演奏していると思います。
大さん:ギターっていろいろできるんですよね。
観 客:(^-^)//""パチパチ
大さん:ベース、コード、メロディー、一人で弾けてしまう。。。何本か持ってくれば人前で演奏できます。
私もそこがいいところだと思います。
村治佳織さんなどギタリストはみんなソロでリサイタルをやってますね。
10曲目の演奏は「聖母の御子」。
同タイトルのカタロニア民謡をモチーフにした大さんの曲です。
冒頭には原曲のメロディーが入っていました。
穏やかな曲で、この曲は大さんも足台をきちんと使って演奏していました。
曲紹介では親への感謝を込めて作ったと言ってました。
大さん:次は本日最後のプログラムです。どうもありがとうございました。
観 客:(^-^)//""パチパチ
なぜかテンション高いです。
先頭モードでしょうか。
11曲目の演奏は「Spain」。
チック・コリアの有名な曲です。
ヴァイオリンやピアノで演奏されることが多い気がします。
最初はアランフェス協奏曲の2楽章が少し入ってましたが、ギターだと一人で全部できますね。
その後はアップテンポのカッコいい演奏でした。
最後に「今日はありがとうございました」と言って曲を締めくくっていました。
この後はアンコールです。
一旦退場していた大さんが再び出てきました(^-^)//""パチパチ
大さん:ありがとうございます。この瞬間、いいですねえ。このために演奏してきました。
観 客:笑
アンコールは気楽に演奏できるし、どのアーティストにとってもいい瞬間なんでしょう。
大さん:これからレコーディングをします。アイデアも浮かんでます。
これは楽しみです。
そのうちCDが出るんでしょうか。
大さん:うまい人でも下手な人でもギターを愛することに変わりはないと思います。次の曲は初めて演奏します。気に入ってくれるかな。。。
そこは大さん得意の勢いで乗り切ればいいでしょう。
アンコールの演奏はスティングの「フラジャイル」。
哀愁漂うスペイン風の曲という感じでした。
私も初めて聴きましたが、原曲を知らないので違和感なく聴けました。
最後はジャーンと鳴らしてカッコよく終わっていました。
演奏が終わると大さんが退場し、リサイタルが終わりました。
この後はサイン会です。
すでにサイン会のテーブルの前には行列ができていました。
もちろん、初めて観に来た観客もいるでしょう。
私はすでに大さんのアルバムを全て持っているので今回の参加は見送りました。
帰り際にポスターを見つけました。
今回は会場が小ホールでしたが、大ホールでは7/5に例のVIOLIN BROTHERSコンサートが開催されました。
葉加瀬さん、古澤さん、NAOTOさんが例の黒の衣装で登場したんだとか。。。
私は残念ながらこの日は仕事が入ってしまい、高いチケット代を払ったのに観に行けませんでした。
またいつか、観に行きます。
時刻は20時53分…
ちょっと早く終わったでしょうか。
でも、この時間だと特に寄り道する場所もないですね。
上野を後にしました。
久しぶりに大さんのリサイタルを観に行けると思ったのですが、遅刻という残念な結果に終わってしまいました。
でも、レコーディングをするという情報が聞けただけでもよかったです。
前作の「INFINITY」を出してそろそろ3年が経つのでどうしてるか気になっていました。
CDを出すならぜひとも「インスピレーション」とか「Rio Ancho」とかも入れて欲しい。。。
そんな期待をしたリサイタルでした。
次はいつになるか判りませんが、今度は遅刻せずに観に行こうと思います。
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