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(6/22)古澤巌さんコンサート「LIVELOVE祭」~渋谷のバーレスク~@Bunkamuraオーチャードホール [古澤巌]

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2ヶ月前のことですが、ヴァイオリニスト・古澤巌さんプロデュースのコンサートを観に行ってきました。
事前情報ではダンサーがたくさん出てくるとのことでしたが、本当にたくさんのダンサーが登場しました。
古澤さん自身もきっと楽しんていたんじゃないかと思います。
ダンサーと共にたくさんのアーティストも出演して総勢57人(?)の一大イベントとなったコンサートのライブレポです。

木下グループ助成公演「LIVELOVE祭」古澤巌 produce ~渋谷のバーレスク~
日時:6/22(金) 19:05~21:07(2時間)
会場:Bunkamuraオーチャードホール(東京)
出演:古澤巌(violin)、ヴィヴィアン佐藤(navigator)、HIDEBOH(tap dance)、
   Daichi(human beat box)、Maggie QS(vocal)、ARIA(violin)、
   12人のヴァイオリニスト、アウラ(a cappella)、KoN(violin)、平沼有梨(keyboard)、
   スタジオラピス カヨウ ベリーダンス エンタテイメント(dance)、夏美れい(tango dance)、
   阿部篤志(piano)、寺田志保(keyboard)、木村将之(bass)、萱谷亮一(drums)、他
曲目:演目のタイトルは判るわけないので省略してます。
~1部~
♪白鳥の湖
♪愛の讃歌
♪Where did the fire go
♪Maybe a Miracle
♪electro
♪Sparkling shower
♪7000 million miracles

~2部~
♪喜歌劇「天国と地獄」より「序曲」
♪組曲「仮面舞踏会」より「ワルツ」
♪組曲「四季」より「春」第1楽章(ヴィヴァルディ)
♪組曲「四季」より「冬」第2楽章(ヴィヴァルディ)
♪???
♪Fatal Invitation
♪Going Together
♪???
♪ピアソラのアベ・マリア
♪空と夜明けと太陽

~アンコール~
♪Eternal


この日は平日です。
勤務先から駆けつけて5分前に到着したので、とっととホールに入りました。
私の座席は1階29列21番です。
後に取った席なのでかなり後方になってしまいました。
まあ、古澤さんのコンサートにはファンクラブ枠があるのでしょうがないです。
いつものことなので我慢します。

開演時間を少し過ぎたところで場内は暗転し、バンドメンバーの登場しました。
準備が完了して演奏を始めると古澤さんが登場しました(^-^)//""パチパチ

不気味な演奏が流れ出すと「エーエエ~~~~」となんか叫んでいる声が聞こえてきました。
もしかしてそれ言ってるのは古澤さん??
違うかもしれないですけど、同じように思った観客からクスクス笑いが聞こえていました。
席がかなり後方だったのでよく分からなかったです。

スタジオラピスのベリーダンサーが多数、観客席の通路に登場しました。
見た目は怪しいくて、みんなランプを持っています。
気分はまさに中東でしょうか。
通路を通ってステージに上がり、しばらく怪しいダンスを披露していました。
演奏もなんかアラビアっぽくなっていました。

いや、私がハッキリ言って勉強不足です。
彼女たちが踊っているのはベリーダンスという踊りだそうですが、私は全く知りませんでした。
体をくねらせるあの妖しいダンスはしばらく忘れられないでしょう。
席が後方だったのでこのときは気がつかなかったのですが、スタジオラピス主宰の青木香葉さんのオフィシャルサイトに載ってた画像を見たら、コスチュームを着たダンサーの肌の露出がすごいことになってたことに気がつきました。
あれがベリーダンスか。。。

途中から展開が変わって、明らかに子供のベリーダンサーが1人フロントに出てきました。
ダンス、うまいなあ。。。
登場している時間帯は明らかに主役でした。
後で判りましたが、LORENAちゃんというキッズ・ベリーダンサーなんだそうです。
間違いなくスタジオラピスのアイドルでしょう。

ショーが終わると、スタジオラピスのダンサーとLORENAちゃんが退場しました。
続いて、また何か怪しげな人が出てきました(^-^)//""パチパチ
この人がヴィヴィアン佐藤さんか。。。
しばらく変なナレーションを続けていましたが、一体、この人は何者??
独自の美意識と哲学を持ってるそうですが、ちょっと得体の知れない人に見えました。

再び古澤さんが出てきました(^-^)//""パチパチ

1曲目の演奏は「白鳥の湖」。
もちろん、Dandyismアレンジのヘビーな演奏でした。
演奏中、タップダンサーのHIDEBOUさんが古澤さんの横に出てきて演奏に合わせて軽やかなタップダンスを披露していました。

演奏が終わって古澤さんが退場すると今度はヒューマンビートボックスのDaichiさんが登場。
ステージに残ったHIDEBOUさんとのパフォーマンスノリノリでした。

2人が退場し、再び古澤さんが登場します。
なんか忙しいですねえ。

2曲目の演奏は「愛の讃歌」。
まずは、いい曲だなあと思いました。
いろんな人がカバーしているので穏やかな曲という印象がありましたけど、そこはDandyismアレンジで、明るく派手に演奏していました。
間奏部分の重厚な寺田さんのキーボードはパイプオルガンみたいでしびれました。

再び、ヴィヴィアン佐藤さんか出てきました。
佐藤さん:この2人がいればドラムは要らなかったね。
観  客:笑

HIDEBOUさんとDaichiさんのパフォーマンスを見て思った感想を言ったと思いますけど、2時間持ちますかねえ。。。
今後も合間合間に登場しては変なことを言っていました。

ここでMaggie QSさんが登場しました(^-^)//""パチパチ

3曲目は「Where did the fire go」。
ムード感漂う曲でした。
古澤さんも登場して、ヴァイオリンを演奏していました。
やはりこうでないと。。。
途中からは再びHIDEBOUが登場して踊っていました。
あの動きからどうやって音を出すのか。。。
本当にすごかったです。

4曲目は「Maybe a Miracle」。
こちらは暗い曲でした。
声はきれいだったのでそれで暗さをカバーしてた感じでしょうか。
古澤さんはそのまま残り、緩やかに演奏していました。

曲が終わると古澤さんとMaggie QSさんが退場し、Daichiさんが登場しました。

ここからはDaichiさんのパフォーマンスです。
手拍子で盛り上がりました。
古澤さんブログによれば、「マイケルジャクソン オンステージ」ということですが、マイケルのことはよく判らないので曲名も出てきません。
パフォーマンスの間にホルストの「JUPITER」があった気がします。
メロディーとビートを1人で同時に奏でるその技はハッキリ言ってすごかったです。

Daichiさんが退場すると、再びヴィヴィアン佐藤さんが登場して感想などを言っていました。
感想は忘れました。。。
次の曲紹介ではなんと、おめでたの倖田來未さんについているダンサーが来るとか言ってました。
へぇー。。。
実は倖田來未さんが産休だってことも知りませんでした。
先日、男の子を出産したそうです。
佐藤さん:まるで紅白歌合戦みたい。私はどちら組でしょう。
観  客:笑

そんなの知るか(-_-;)
ヴィヴィアン佐藤さんが退場すると、ARIAさんが登場しました(^-^)//""パチパチ

5曲目の演奏は「electro」。
古澤さんの事務所LIVELOVEのオフィシャルHPにプロモーションビデオが貼りついているあの曲です。
派手な衣装のARIAさんに負けず劣らずの派手な衣装で4人のダンサーが体をくねくねさせて踊っていました。
倖田來未さんの公演が全てキャンセルになってたのでちょうど空いていたということでしょうか。

6曲目の演奏は「Sparkling shower」。
この曲も2ndアルバム「Club ARIA」からの曲です。
引き続き派手な演奏でした。

7曲目の演奏は「7000 million miracles」。
これは1月の古澤さんコンサートのときにも演奏していました。
古澤さんがまたもや登場し、あのときと同じく2人でノリのいい二重奏を奏でていました。

演奏が終わると、古澤さん、ARIAさん、バンドメンバーたちが退場し、休憩時間となりました。
ロビーへ行きます。

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物販コーナーにはCDを買い求める観客で賑わっていました。
6/6に古澤さんのアルバム「~Le Grand Amour~ 想いの届く日」がリリースされたばかりなので、これを新たに購入する観客も多かったことでしょう。
まあ、古澤さんのソロライブでもないので慌てて買うこともないか。。。
今回はやめておきました。

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ただし、何も買わなかったわけではありません。
ストラップが売っていたので買いました。
1200円です。
まあ、デザイン的にはどうかというのはありますけど、安かったのが決め手となりました。



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一緒に握手会参加券も貰いました。
1200円で握手させてくれるなんてありがたいですねえ。
他のアーティストもぜひやってほしいところです。
終演後に握手会に参加することにします。



観客席に戻りました。
休憩時間が終わり、再びホール内が暗くなります。

ヴィヴィアン佐藤さんが出てきました(^-^)//""パチパチ
佐藤さん:バックに書いてある絵…私が書いたのよ!知ってた?
観  客:(^-^)//""パチパチ

スクリーンの裏に薄く絵が出ていました。
まあ、佐藤さんはこれが本職ですから当然でしょう。
東儀さんツアーでも古澤さんの代わりに絵を描いているようです。
佐藤さん:次は高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニスト。高嶋ちさ子って知ってる?今話題の高嶋政伸さんの従兄弟。
観  客:笑
佐藤さん:これは台本に書いてあるのよ。
観  客:笑

高嶋政伸さんか。。。
なんか、裁判沙汰になってるそうですけどどうなったかな。
まあ、いいか。。。
もちろん、ちさ子さんと高嶋兄弟が従兄弟という話は有名です。
佐藤さん:ちさ子さんのいない12人のヴァイオリニストって、クリープのないコーヒーみたいなものね。これも台本に書いてあるのよ。
観  客:笑

どういう意味かな。。。
ブラックのコーヒーが好きという人もいるし。。。
最近はちさ子さんも忙しいせいか、12人のヴァイオリニストだけで活動することもあるようです。
古澤さんが12人のヴァイオリニストの音楽監督をやっているという話もしていました。
台本は全て古澤さんが書いたそうです。
古澤さんのソロコンサートであれば、古澤さん自身が言ってそうですね。

8曲目の演奏は喜歌劇「天国と地獄」より「序曲」。
いきなり観客席の通路から12人のヴァイオリニストが演奏しながら出てきました。
そういえば、昨年のめざましクラシックスでも同じように登場してきたっけ。。。
完全に油断していました。
「天国と地獄」と言っても最後の部分だけでしたが、そこが一番有名だからいいでしょう。
ノリのいい演奏で、あちこち方向転換しながら演奏していました。

9曲目の演奏は組曲「仮面舞踏会」より「ワルツ」。
優雅なワルツでした。
フィギュアスケートの浅田真央選手が2009-2010シーズンにショートプログラムで使ったそうです。

演奏が終わると12人のヴァイオリニストは退場しました。
え、もう終わりか。。
ちょっと短かったかなあ。。。

続いて、アウラが登場しました(^-^)//""パチパチ
アウラを見るのは久しぶりですねえ。
それこそ、2年前のlive image Nouveau以来でしょうか。
アルトの星野典子さんが卒業し、新メンバーとして内野明香さんが加入していました。

10曲目はヴィヴァルディの四季より「春」第1楽章。
有名な曲です。
原曲はヴァイオリン協奏曲なので、畠山さんの高音が高々と響いていました。

11曲目は同じくヴィヴァルディの四季より「冬」第2楽章。
ちょっと季節は違いますが、こちらも有名です。
ここえではしっとりと歌っていました。

ここで、再び古澤さんが登場します。

12曲目は恐らくバッハのカンタータ。
平沼さんのブログには単に「CANTATA」と書いてあっただけなので、第何番なのかは判りませんでした。
バッハのカンタータって200曲以上あるんですよねえ。
少し暗い曲でしたが、アウラの声をバックに古澤さんがしっとりとヴァイオリンを演奏していました。

アウラの5人と古澤さんが退場しました。
続いて、韓流スターのKoNさんが登場しました(^-^)//""パチパチ

13曲目の演奏は「Fatal Invitation」。
アコーディオンの音も聞こえてきて、情熱的なコンチネンタルタンゴみたいな感じの曲です。
古澤さんの「タンゴ・アモーレ」を思い出してしまいました。
KoNさんは眼鏡をかけていましたが韓国人って眼鏡かけると必ず甘いマスクになるんですよねえ。
不思議だなあ。。。

14曲目の演奏は「Going Together」。
まるで古澤さんみたいに優雅に演奏していました。
しっとりした曲です。
後ろから古澤さん本人も出てきて、サブメロディーを演奏していました。
最後は2人で二重奏を奏でていました。
「めざましクラシックス」やテレビ朝日「題名のない音楽会」やでも演奏した看板2曲でとりあえず顔見せというところでしょうか。

15曲目は歌ものです。
いきなり歌い出すので、びっくりしました。
曲名はちょっと判りませんでしたが、バラード曲で、ヴァイオリンを左手に持ったまま歌っていました。
もちろん、全部ハングル。。。
フジテレビで現在放送中の「愛はどこに」とかだとよかったのですが、ハングルだと違うかもしれないですねえ。
最後、少しだけヴァイオリンを弾いていました。

KoNさんが退場し、再び古澤さんが出てきました。
今日は本当に忙しかったですね。

16曲目の演奏は「ピアソラのアベ・マリア」。
やっと古澤さんのネタに戻ってきました。
阿部さんのピアノ伴奏をバックにしてゆっくりと静かに演奏していました。
曲の途中からタンゴダンサーの夏美れいさんが妖しい赤の仮面に赤のコスチューム姿で登場し、古澤さんの周りで踊っていました。
間奏になると古澤さんはヴァイオリンを持ったまま二人でダンスです。
途中、なぜか股間にケリを入れられて笑いが出ていたのは古澤さんならではでしょう。

演奏が終わると、古澤さんと夏美さんが退場しました。
続いて、平沼さんが登場しました(^-^)//""パチパチ

17曲目の演奏は「空と夜明けと太陽」。
検索をかけると「ケルティック・ウーマン」が出てくるのでケルトみたいです。
よくヴァイオリンで演奏されるケルトをエレクトーンで演奏していました。
最初は不気味で神秘的な演奏でしたが、途中からケルトらしくアップテンポに変わっていました。
途中から古澤さんも登場して一緒に演奏していました。

この後はアンコールです。
一旦退場していた古澤さんと平沼さんが再び登場しました(^-^)//""パチパチ

アンコールの演奏は「Eternal」。
10年以上も前の曲みたいです。
古澤さんも一緒に演奏していました。
ゆっくりと演奏していてなんか神秘的でした。
最後は静かに終わり、キラキラとウィンドチャイムが鳴っていました。

演奏が終わると、古澤さんと平沼さんとバンドメンバーが退場し、コンサートが終わりました。

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この後は握手会です。
先ほどの握手会参加券を持って行列に並びます。
もちろん、並んでいるのは女性の観客がほとんどです。
ヴァイオリン奏者やピアノ奏者のファンって性別が極端ですね。

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男性ファンがいないなあと思ったら、前のほうに2人だけいたのを見かけました。
ちょっと安心。。。
握手会なのであっという間に回ってきて古澤さんと握手してきました。
「楽しかったです」と一声かけておきました。
古澤さんのソロコンサートでもあれば「また観に行きます」と言えたのですけどねえ。。。
会場を後にしました。

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セットリストが全然判らなかったのでライブレポ書けないなあと思っていたのですが、幸いにも平沼さんがセットリストの一部を載せていたので書く気になりました。
誰か書いてくれてる人がいてもいいのにと思ったんですけどねえ。
知らないアーティストのことを書くのはいつも苦労します。

ライブレポを書いて気がついたのですが古澤さん、一言もしゃべらなかったですね。
全部セリフをヴィヴィアン・佐藤さんに任せた形になってました。
トークも聞きたかったかなあと半分思いましたが、あの姿の佐藤さんとトークした後だと演奏できなくなるかもしれないなあという同情も頭の中に出てきました。
まあ、しょうがないかな。。。

古澤さんの曲はほんのわずかでしたが、どのアーティストとも古澤さんがコラボしてたのでとりあえず満足です。
コンサートの時間が2時間ちょうどくらいだったのでもう少し長くして古澤さんの曲をやってもよかったかなあ。
まあ、このときは東儀さんツアーが始まっているので無理だったかもしれないですね。
また古澤さんのソロコンサートで古澤さんの曲を聴いてみようと思います。

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