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(9/16)坂上領セッション~The Pinao's Band~@プラッサオンゼ [青柳誠]

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先月のことですが、live imageに毎年出演している青柳誠さん目当てで、フルート奏者・坂上領さんのライブを観に言ってきました。
青柳さんについては「森」でよく見かけていたのですが、最近ご無沙汰なので他に観に行くライブがないか探していたらちょうどこのライブを見つけました。
まさか今年の松下奈緒さんツアーのバンドメンバーによるライブが実現するなんて思ってもみなかったので情報を見つけてすぐに飛びつきました。
青柳さん目当ての割には青柳さん影が薄くなってしまったライブレポです。

坂上領セッション~The Pinao's Band~
日時:9/16(金) 19:39~22:25(2時間46分)
会場:プラッサオンゼ(東京)
出演:坂上領(flute)、青柳誠(keyboard)、竹中俊二(guitar)、
   池田達也(bass)、石川智(percussion)
ゲスト:小寺里奈(violin)
曲目:
~1部~
♪Song For Obata(竹中俊二)
♪てるてる坊主と明日の空(坂上領)
♪Red Moon & Wolf(竹中俊二)
♪七つの分岐点(池田達也)
♪Morning Beans(青柳誠)

~2部~
♪La Pasionaria(Charlie Haden)~旅人のテーマ
♪雨の白浜(池田達也)
♪猫空ロープウェイ(坂上領)
♪Travels(Pat Metheny)
♪登山列車と雨男(坂上領)

~アンコール~
♪戦場の夕日(青柳誠)



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ここプラッサオンゼはブラジル料理と音楽でもてなすレストランという情報を事前に得ています。
入口付近に貼ってあったスケジュールを見るとブラジル音楽で有名な笹子重治さんの名前や、笹子さん率いるコーコーヤの名前も見えます。
コーコーヤのライブは小松亮太さんやゴンチチのCDによく参加しているクラリネット奏者の黒川さん目当てでいつか行ってみたいと思ってます。
9/16(金)のところに今回のライブの情報が書いてありますね。



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入口の扉には今回のライブの詳細が書いてある貼紙が貼ってありました。
ライブ自体は奈緒さんツアー終了後の随分早い時期に決まっていたようですが、小寺さんのゲスト参加はかなり直前になってtwitter上に出てきました。
うれしい限りです。
中身が見えない場所はなんか不安ですが、勇気を持って中に入ります。

中に入ると店員さんが出迎えてくれました。
名前を告げると、相席かカウンターかの選択を迫ってきました。
なんとなくカウンターにしておきました。



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ブラジル料理を出す店ということで、早速注文しました。
まずは、Suco de Laranja…オレンジジュースです。
600円です。
まあ、普通のオレンジジュースでしたがこういうところで飲むジュースはみんな果汁100%ですねえ。
少し濃かったです。



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次にLinguiça…リングイッサを注文しました。
「一番人気!焼きソーセージ モーリョ(野菜のソース)をつけてさっぱりと」と書いてあるので一番人気という言葉を信用することにしました。
900円です。
これは香ばしくておいしかったです。
さすが一番人気…
次回、ここに来たらまた食べるかな。



私の左側…すなわちレストランの後方を見るとすでに青柳さんたちが普通にテーブルを囲んで待機していました。
ここには控え室とか舞台裏とかが全くないんですねえ。。。
ライブハウスというよりは、ステージがあるレストランです。
観客は30人くらいかなあ。。。
まあ、私が観に行ったライブ会場では一番小さい会場となりました。

開演時間を少し過ぎたところで、5人のメンバーがステージにつきました(^-^)//""パチパチ

1曲目の演奏は「Song For Obata」。竹中さんの持ち曲です。
ブラジル風のノリのいい曲でした。
竹中さん中心でギターソロが長かったです。
坂上さんもフルートを鳴らしてましたがブラジル音楽でも結構合ってました。

この狭い会場にピアノが置けるはずもなく青柳さんはキーボードを使ってました。
狭い会場で青柳さんが至近距離にいるので指がよく見えました。
がタッチがピアノそっくりですねえ。

石川さんはツアーのときは鬼太郎に変装するため長髪でしたがこの日はさっぱりしていました。
さすがに暑かったかなあ。

坂上さんのあいさつで始まりました。
坂上さん:The Pinao's Bandですが間違ってないですか?と言われました。

この5人は松下奈緒さんツアーを一緒に回ってます。
もちろん、ツッコミが入ったのはPinaoですが、松下奈緒のnaoと楽器のpianoを掛け合わせた造語です。
ツアーグッズのトートバッグに「Play The Pinao」とついていて、ステージの後方の目立つところに置いてありました。
私も持ってます。
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たつやさんは「Play The Pinao」と書いてある黒のツアーTシャツを着ていました。
ツアーTシャツは結局買いませんでしたがなんか笑えました。
アンコールの後の「プリムラの風がゆれて」の演奏でサポートメンバー全員が着ていたのを思い出します。

たつやさんはさらにアフロヘアのかつらに「ダメ人間」と書いてある青のネクタイをつけていて最初からパワー全開です。
アフロヘアに関しては札幌公演のリハーサルでつけていた画像が青柳さんダイアリーに載っていました。
いくつコスプレグッズを持っていたのやら。。。

2曲目の演奏は「てるてる坊主と明日の空」。坂上さんの曲です。
穏やかな感じでした。
坂上さんを見てるとフルートとマイクの位置が近いですねえ。
あまり音の出ない楽器なのかな。。
途中にたつやさんのベースソロもありました。

演奏が終わると、たつやさんは熱くなったのかアフロヘアのかつらをここで外していました。
他のメンバーもみんな店員さんから水をもらっていました。

ここで坂上さんの紹介で小寺さんが登場しました(^-^)//""パチパチ
登場というよりはステージに出てきたというところでしょうか。
出入口でヴァイオリンを持ってずっと待機してたのが見えてました。
坂上さん:今日、チェロの人は?
小寺さん:今、札幌。

チェロの今井さんは残念ながらこの日は札幌にいたようです。
今井さんもいれば全員集合だったんですけどねえ。

この後は竹中さんの曲紹介がありました。
竹中さん:コンピレーションアルバムに収録したときは弦がNAOTOだったのですが、今日は小寺里奈が演奏します。

NAOTOさんはツアーファイナルのときに楽屋に来ていたことが青柳さんダイアリーに載っていました。
ご存知の観客も多かったことでしょう。

3曲目の演奏は「Red Moon & Wolf」。竹中俊二さんの曲です。
なんか、ツアーで「旅人のテーマ」を演奏してたときのような激しい感じの演奏でした。
後で探しましたが、8年前の2003年に発売のコンピレーションアルバム「imaginary inquiry」に収録されています。
そのときは弦がNAOTOさんだったというと、かなり若いころですねえ。
坂上さん:里奈はこういう風に自分でライブを企画する?
小寺さん:しなーい!

まあ、松谷さんコンサートなどあちこちで活躍してるので忙しいんでしょう。

この後はたつやさんの曲紹介がありました。
たつやさんはずっとハイテンションです。
たつやさん:初見で弾いてるのでどこを弾いてるか判らなくなることがあるんですよ。(坂上)領くんにどこだっけ?って聞いたら「青山」って…バカッ、そんなこと聞いてない!!
観   客:笑

このボケは笑えました。
まあ、楽しそうですねえ。
リハーサルは当日にやったようです。
たつやさんはこの後もしばらくマイクを握っていました。
坂上さん:すごいですね。たつやさんの前にマイクを置いとけばよかった。
竹中さん:うるさいよ。

竹中さんの反応はごもっともだと思います。

4曲目の演奏は「七つの分岐点」。たつやさんの曲です。
ボサノヴァ風の穏やかでリズミカルな演奏ですが曲紹介でも言ってたとおり8分の7拍子の特殊なリズムの演奏でした。
いつもどうやってリズムをとるのかなと思います。
坂上さんのフルートメロディーが響いていましたが、その間には青柳さんのキーボードソロや、たつやさんのベースソロがあり、長い演奏でした。
坂上さん :以前はたつやさんの付き人もやってました。勝手に僕の部屋で寝てますよね。
たつやさん:今でもそうだよ。
坂上さん :この前の旅もそうでしたね。
たつやさん:2回に1回は君の部屋で寝てた。
坂上さん :コンサートの最中にいろいろ写真をとるんですが半分以上たつやさんなんですよ。

アハハ。。。
師弟関係はなかなか切り離せないですねえ。
奈緒さんは知ってるのかな。。。
ここでようやく青柳さんにマイクが渡ります。
青柳さん:奈緒ちゃんのツアーはこのメンバーと今井香織で回ってました。池田達也の面白い話や…変な話や…カツラの話や…ハダカの話とかいろいろありました。

青柳さんダイアリーにもたつやさんのコスプレ写真がたくさん載っていました。
夜のバンマスはたつやさんと宣言しています。
青柳さん:坂上くんは「リョウコ」と呼ばれていました。池田達也のペットになって頑張ってました。
観  客:笑
青柳さん:若いのに今日はおじさんたちを仕切ってます。ええように仕切られてます。

青柳さんももういい歳ですねえ。
live imageには2年目のlive image d'amourから参加しています。

5曲目の演奏は「Morning Beans」。青柳さんの曲です。
イントロはシェーカーを鳴らしたり、石川さんが頑張ったりしてなんかアフリカの音楽みたいな感じでした。
その後はさわやかな演奏になってました。
森ライブではタロマさんがギターでメロディーを奏でてますが、今回は小寺さんがヴァイオリンでメロディーを奏でてました。
ちょっと違った感じですねえ。

演奏が終わると出演者6人は退場…いや、違うな。。。
なんとなく休憩時間になりました。
休憩中、カウンター席にいた私のすぐ横でたつやさんや石川さんが店の人に普通にドリンクを注文していました。
たつやさんはアルコールに手をつけてたと思います。

その後も小寺さんなど出演者が私のすぐ近くを通るのでどうも落ち着いて休憩できません。
ライブレストランってこんな感じなんでしょうか。
会場は狭いですねえ。

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とりあえず、もう一つ私もドリンクを注文しました。
Suco de Manga…マンゴージュースです。
700円です。
マンゴージュースって初めてかなあ。
なんか変な味でした。
飲み慣れるとおいしさがわかることでしょう。



休憩が始まって、30分ほどしたころでしょうか。
坂上さんが店の人に「始めます」と宣言したのが聞こえました。
ようやく2部です。
出演者がステージに戻りましたが、たつやさんと石川さんは最後にそれぞれ目玉おやじとゲゲゲの鬼太郎のコスプレ姿で登場しました(^-^)//""パチパチ
4ヶ月前の米子公演の再現ですねえ。
あのときと同じように黒と黄色のちゃんちゃんこを着た石川さんが全身タイツ姿のたつやさんを引っ張っていました。
懐かしいです。
坂上さん :譜面は見えるんですか?
たつやさん:全然見えない。

目玉おやじをイメージした装飾品を顔につけてましたがやはり視界は悪いようです。
まあ着ぐるみを着て演奏してるようなもんでしょう。
全身タイツ姿なので着ぐるみなのは顔だけですが。。。

1曲目の演奏は「La Pasionaria」。Charlie Hadenの曲です。
聴いたのは恐らく初めてかなあ。。。
スピード感がありながらもなんかジプシーさを感じる演奏でした。
曲の最後は何度も聴いた「旅人のテーマ」のメロディーに変わっていました。
奈緒さんツアーで聴いたような迫力のアレンジでした。
懐かしいですねえ。。

たつやさんが目玉の装飾を外しました。
全身タイツ姿があらわに…
まるで変○…
たつやさんがベースを持つまで小寺さんが視界をさえぎっていました。
竹中さん :ねずみ男に見える。
たつやさん:目玉おやじだー!

私の目にはただの○態にしか見えませんが時折入れてくる竹中さんのツッコミは結構面白いですね。
たつやさんがベースの準備をしたところで小寺さんが退場しました。

青柳さんのキーボードには一反もめんのグッズが置いてありました。
奈緒さんの代名詞ですね。
ゲゲゲの女房で向井理さん演ずる水木しげるさんが奈緒さん演ずる布美枝さんに「一反もめん」に似てると言ったところから始まってます。
奈緒さんも気に入ってることでしょう。

2曲目の演奏は「雨の白浜」。池田達也さんの曲です。
ゆっくりとしてて少し暗い演奏でした。
まさしく雨の白浜でしょうか。
途中に竹中さんソロや青柳さんソロがありましたがなんか哀愁が漂っているように聞こえました。

3曲目の演奏は「猫空ロープウェイ」。坂上さんの曲です。
イントロは、たつやさんの演奏で始まり、その後は青柳さんの滑らかな演奏をバックに坂上さんはフルートを力強く演奏してました。
途中、石川さんのパーカッションのみが鳴っている場所がありました。
ようやく石川さんの見せ場が出てきたでしょうか。
パンデイロ聴きたかったなあ。
坂上さん:リコーダーだけで呼ばれることが多いです。フルートも吹きますよと言うといやいや、リコーダーだけでいいですと言われます。

次の曲の曲紹介でしたがリコーダーの奏者がそんなにいないってことでしょう。
悲観することはないと思います。
別に悲観はしてないか。。。

4曲目の演奏は「Travels」。Pat Methenyの曲です。
穏やかな演奏でした。
坂上さんはリコーダーで滑らかなメロディーを演奏していましたが、時折速く演奏してうまさを見せていました。
竹中さんのギターメロディーもありましたがこちらも速く演奏していて見せ場を出していました。
坂上さん:何か言い残したことは?
竹中さん:CDが残ってます。

結局何も買いませんでした。
まあ、落ち着いたら考えます。
ここで再び出入口付近で待機していた小寺さんが前に出てきました(^-^)//""パチパチ

たつやさんが早速小寺さんにちょっかいを出すと…
小寺さん:近い~!!

青柳さんもダイアリーに書いてましたけど、メンバーはみんな仲良しですねえ。

5曲目の演奏は「登山列車と雨男」。坂上さんの曲です。
坂上さんの曲のタイトルはなんか個性的ですね。
なんかのどかな感じですが、リズミカルな演奏でした。
演奏中、なぜか竹中さん以外のメンバーが笑ってましたがどうやら竹中さんは演奏する箇所を間違えてたようです。
どうやら演奏してると判らなくなるのは本当らしい。。。
でも、周りがフォローするところはさすがだと思います。

この後はアンコールです。
とは言っても退場はせず、坂上さんがアンコールの宣言をすると拍手が鳴り止みました。

曲紹介を軽くした後…
坂上さん:では青柳さん、曲紹介を…
青柳さん:全部説明してくれました。以上です。

あれれ…
坂上さんの曲紹介によれば、あの渡辺陽一さんの朗読に青柳さんが曲をつけたようです。

アンコールの演奏は「戦場の夕日」。青柳さんの曲です。
青柳さんダイアリーによれば渡辺陽一さんの「世界名作童話劇場CD」に曲を提供しているようです。
穏やかな曲で、青柳さんのピアノ前奏の後、坂上さんのリコーダーのメロディーや竹中さんのしっとりとしたメロディーや小寺さんの美しいメロディーが流れていました。
間奏では青柳さんも美しいメロディーを奏でていました。

演奏が終わると出演者6人は一礼し、ライブが終わりました。

時刻はもう22時30分近くになっていました。
ずいぶん遅くなったなあ。。。
とっとと帰ることにしました。
レストランの店員さんに清算と言うと、5200円というセリフが返ってきました。
うわ、高い!!
一瞬、間を置いてこの値段にはチケット代が3000円含まれていることを思い出し、5200円を払いました。

会場の外に出ようとすると、男性の声で「ありがとうございました」と聞こえたような気がしました。
坂上さんかなあ。。。
すでに帰ることで頭がいっぱいになってたせいか、振り向くこともしなかったので結局判らずでした。
会場を後にしました。
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こういうライブハウスよりも狭いライブレストランは初めてでした。
私はカウンターに陣取ってライブを観ていましたが、メモをとる私の姿が丸見えなのかなと思うと落ち着いていられなかったです。
次は目立たないところに陣取るかな。

ライブは曲ごとに笑いがあってなごやかな感じに進行していました。
青柳さんダイアリーからも伝わってきますが、奈緒さんツアーも楽しかったと想像します。
ぜひともまた同じメンバーでツアーを回ってほしいです。

青柳さんはステージの左後方にいたのでどうしてもフロントの坂上さんや小寺さんに目が行ってしまい、あまり見てませんでした。
奈緒さんツアーでも奈緒さんの奥にいたので見えないこともありました。
森ライブくらいに前にいてほしかったかなあ。
今回はキーボードだけでしたがピアニカやサックスも聴きたかったです。
まあ、今回は会場が狭かったので持ち込むのが無理だったかなあ。。。
大人数でやるときはぜひ大きい会場でお願いします。

このメンバーが全員出演した松下奈緒さんツアーのツアーファイナルの映像が10/15にBS日テレで放送されて、ライブDVD/BDが10/19に発売になります。
6/12のツアーファイナルのときに奈緒さんが予告してましたがもう4ヶ月経ってしまったんですねえ。
今週末、来週と奈緒さんツアーの映像で楽しもうと思います。

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共働きの母

お久しぶりです!ライブレポートありがとうございます!あの日の感動がよみがえってきました。とにかく間近でミュージシャンが見れて感激でしたね。また、参加したいです!追伸、訳あって、しばらくの間Twitterをお休みします。何も言わずすみませんでした。また復活した時はお知らせします。それまでは、こちらにおじゃまさせていただきますので、よろしくお願いします。
by 共働きの母 (2011-10-14 18:58) 

たかぴー

>共働きの母さん
twitterの件は了解です。
ライブが終わってちょうど4週間ですね。
日頃話が聞けないミュージシャンのトークも私にとって貴重でした。
また行ってみたいです。
by たかぴー (2011-10-14 20:42) 

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