(12/18)宮本笑里 ヴァイオリンリサイタル@第一生命ホール [宮本笑里]
先週、ヴァイオリニスト・宮本笑里さんのリサイタルを観に行ってきました。
笑里さんのリサイタルは昨年以来ですね。
ヴァイオリンソナタを久し振り聴けるとのことで楽しみにしてました。
クラシックを中心に楽しんできたヴァイオリンリサイタルのライブレポです。
宮本笑里 ヴァイオリンリサイタル
日時:12/18(日) 14:01~16:04(2時間03分)
会場:第一生命ホール(東京)
出演:宮本笑里(violin)、鈴木慎崇(piano)
曲目:
~1部~
♪ヴァイオリン・ソナタ第28番 ホ短調(モーツァルト)
Ⅰ.Allegro
Ⅱ.Tempo di Menuetto
ほか
(ネタバレになりますので本文中に書きます。)
~2部~
♪ヴァイオリン・ソナタ イ長調(フランク)
Ⅰ.Allegretto
Ⅱ.Allegro
Ⅲ.Recitativo-Fantasia (ben moderato)
Ⅳ.Allegretto poco mosso
ほか
(ネタバレになりますので本文中に書きます。)
会場に到着して真っ先に物販コーナーへ向かいました。
目的は来年のカレンダーを購入することです。
オフィシャルサイトには情報が出てないですが、スタッフのtwitterアカウントには来年の卓上カレンダーを販売すると出ていました。
今のところ会場限定販売とのことですが、売れ残ったら通販でも売る感じでしょうか。
中身は12枚あります。
卓上サイズではありますが、いろんな姿の笑里さんを拝めるのはいいですね。
年が明けたら早速使うことにします。
ホールに入りました。
私の座席は1階17列24番です。
一般発売で購入したのでだいぶ後ろです。
聞こえるのか心配ですが、この会場は9月のNAOTOさんコンサートでも思いましたが響きのいいホールなので大丈夫でしょう。
後ろで気楽に楽しみます。
開演時間を少し過ぎたところで場内は暗転。
ステージが明るくなると赤いドレス姿の笑里さんが登場しました(^-^)//""パチパチ
1曲目の演奏は「主よ、人の望みの喜びよ」。
有名なクラシック曲ですね。
笑里さんが弾いたのを聴いたのは久し振りかもです。
最初ということで、ゆっくり穏やかな演奏でした。
笑里さん:みなさん、こんにちは。ヴァイオリニストの宮本笑里です。よろしくお願いします。
観 客:(^-^)//""パチパチ
笑里さん:第一生命ホールは初めてですが。会場によって音の違いがあると思います。楽しい時間を共有できたらなと思ってます。
第一生命ホールはとにかくよく響くイメージがあります。
live image nouveauやNAOTOさんコンサートとかでは手拍子禁止でした。
笑里さん:今年は音楽と向き合う日が増えた一年でした。プログラムを考えたときにデビューリサイタルが頭によぎり、初心に返れたらいいなと思って選曲しました。鈴木さんとの演奏は久し振りですが、心強いです。
デビューリサイタルでは今回ピアノ演奏で出演している鈴木さんが今回と同じようにピアノ演奏を務めていました。
私もそのとき観に行きましたがあれから9年も経ってしまいました。
そう思うとなんか驚きです。
2曲目の演奏はモーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ第28番 ホ短調」。
デビューリサイタル以来9年ぶりの演奏です。
もちろん私は完全に忘れてましたので初めてと言ってもいいくらいです。
普段、ソナタを聴かない人でも聴きやすい曲と紹介していました。
第1楽章は長調と短調が交互に出てきて最後は速い演奏が続いていました。
結構長かったせいか、拍手が出ていました。
第2楽章は最初は哀愁漂う感じのゆっくりとした演奏でしたが変奏曲っぽい感じでいろんな演奏に変わっていました。
こちらも結構長かったです。
笑里さん:ヤマザキビスケット「ルヴァン」のCMが放送され始めました。
観客 :(^-^)//""パチパチ
笑里さん:スミマセン、話があっちいったりこっちいったり・・・
ヴァイオリンの真面目な話の後にいきなりCMの話を入れてました。
以前からCMに出演していたヤマザキナビスコが分裂して9月からヤマザキビスケットとして再出発しましたが、CMはどうなるんだろうと気になってました。
まだテレビでは観てないですが、いずれ観ることもあるでしょう。
3曲目の演奏は「ニュー・シネマ・パラダイス」。
モリコーネの有名な曲です。
その中の「愛のテーマ」を中心に演奏していました。
最初と最後だけ「愛のテーマ」でない曲を入れてましたがアレンジが共演者によって違ってくるのも面白いです。
4曲目の演奏は「ダッタン人の踊り」。
こちらも久し振りです。
デビューアルバム「smile」に収録されています。
美しいメロディーでしたがオリジナルよりもメリハリがあって聴き応えがありました。
笑里さん:お喋りはNGと言ってましたが鈴木さんの声を聴きたいですよね。(マイクを渡す)
観 客:(^-^)//""パチパチ
鈴木さん:みなさん、こんにちは。鈴木慎崇です。(マイクを返す)
観 客:(^-^)//""パチパチ
笑里さん:マイクを渡すのが癖になってしまいそうですが、負担を強いるのはよくないかなと思いますので一言だけにします。
観 客:笑
普段は共演者にマイクを持たせて喋らせる時間があるのですが、鈴木さんはあまり喋らないみたいです。
笑里さん:来年のカレンダーを作りました。オフショットやライブ写真を載せてます。休憩中にチラチラっと見てください。
観 客:笑
告知のタイミングとしてはちょうどいい感じでしょうか。
5曲目の演奏は「ジェラシー」。
有名なコンチネンタルタンゴです。
笑里さんがこの曲を演奏するイメージがなかったのでちょっとびっくり。
前半は力強い演奏で、後半は優雅な演奏でした。
6曲目の演奏は「birth」。
オリジナルはバンド編成の明るい曲です。
今回は鈴木さんが軽やかに弾いてて少し違う感じでしたが笑里さんの爽やかなメロディーはよく聞こえていました。
演奏が終わると笑里さんと鈴木さんが退場し、休憩時間になりました。
早速ロビーへ行きましたがロビーの物販コーナーはたくさんの観客が詰めかけていました。
クリスマスの時期なのでクリスマスツリーもありますね。
2017年カレンダーはすでに購入済みなのでこの時間は見てるだけにしました。
1500円の2017年カレンダーはいいのですが、残りは1800円の「birth」アロマキャンドルと1000円の「birth」ボールペンセットですか。。。
昨年のツアーグッズが売れ残ってしまったことになりますが、果たして売り切れるんでしょうか。
男性ファンは物よりもサイン会や握手会のほうに興味がある気がします。
私は一応、昨年のツアーで購入済みです。
スタンド花が置いてありました。
カルペディエム・エンタテインメントは昨年のリサイタルツアー「birth」でも置いてありましたが企画、制作をする会社みたいです。
TS ONE「宮本笑里のPREMIUM ONE」は笑里さんがDJを務める音楽番組でクラシック曲を流しているみたいですが、残念ながら1回も聴いたことがないです。
どうやって視聴するんだろうか。。。
平原綾香さんは笑里さんの友人で、アルバム「birth」では収録曲「風笛」で共演しています。
昨年の産休明けのスペシャルライブもゲストで出演していました。
ヤマザキビスケットは笑里さんがCMで出演しています。
オフィシャルサイトにはルヴァン「楽しさ広がる」篇に女優3人と一緒に出演している動画がアップされていました。
そのうち単独出演のCMも出てくるでしょう。
ここにはビュッフェがあるので一息つけます。
愛知県芸術劇場みたいに結構大きいホールでもビュッフェがない会場もあるんですよね。
それほど並んでなかったので私も早速利用します。
アイスコーヒーを注文しました。
400円ですが、標準的な値段でしょうか。
一般的には高いですが、こういう会場内で販売されているものに限定すれば普通です。
休憩時間が終わるまでこれで時間を繋ぎました。
休憩時間が終わると場内は暗転。
ステージが明るくなって笑里さんと鈴木さんが登場しました(^-^)//""パチパチ
7曲目の演奏は「風笛」。
全体的にしっとりとした演奏で、デビューアルバム「smile」に収録されている9年前のアレンジでした。
楽器が少ない分、笑里さんのヴァイオリンのメロディがよく聞こえていました。
8曲目の演奏は「薔薇色の夢へ」(仮)と言ってました。
大島ミチルさんに最近、作ってもらったそうです。
最初は穏やかな演奏でしたが、サビの部分からは明るいバラードに変わっていて気持ちよかったです。
演奏後に「初めて弾いたのでドキドキしました。今後違った色に変化していくと思います」と言ってましたが音源化が待ち遠しいです。
9曲目の演奏はフランクの「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」。
いろんなヴァイオリニストが演奏してる有名なソナタです。
アルバム「dream」のレコ発ツアー以来、8年ぶりの演奏ですね。
第1楽章は不気味に聞こえる演奏で、鈴木さんのピアノ演奏も変なコードが多く聞こえていました。
笑里さんも静かな演奏が続いていました。
第2楽章は最初は激しくて途中穏やかで最後はまた激しくなる長い演奏で、鈴木さんの激しいピアノ伴奏が結構目立っていていました。
最後はキレのあるエンディングでフライング拍手が出ていました。
久しぶりのソナタなのでしょうがないか。。。
第3楽章は神秘的でゆっくりとした演奏が続いていました。
途中、第4楽章に似たメロディが出てきたところが面白いです。
第4楽章はアルバムにも入ってる楽章です。
明るい演奏が多く、笑里さんの力強い演奏がよく聞こえていました。
最後の華やかなフィナーレ部分はいつ聴いても気持ちいいです。
この後はアンコール。
笑里さんと鈴木さんは再び登場しました(^-^)//""パチパチ
笑里さん:来年、2017年でデビュー10周年を迎えます。
観 客:(^-^)//""パチパチ
笑里さん:続けてこれたのもみなさんのおかげだと思います。ちょうど10年にあたる7/22にデビュー10周年記念コンサートを開催します。
観 客:(^-^)//""パチパチ
笑里さん:会場はBunkamuraオーチャードホールです。すごく大きいですよ。バンド編成のスペシャルなステージになると思います。
オフィシャルサイトに発表されましたね。
7/22にBunkamuraオーチャードホールでデビュー10周年記念コンサートが開催されます。
まだバンドメンバーなど詳細情報が出てきてないですが、もし出てきたらまた取り上げます。
アンコール1曲目の演奏はグノーの「アヴェ・マリア」。
有名なクラシック曲です。
鈴木さんの滑らかなピアノ伴奏をバックに美しいメロディを奏でていました。
アンコール2曲目の演奏は「星に願いを」。
有名なディズニーの曲です。
こちらも引き続き美しいメロディを奏でていました。
青い照明が点灯し、小さいランプがチカチカしていたので神秘的でした。
笑里さん:言葉で伝えるのが苦手ですが、勇気づけてくれたのは父や母でした。助けてくれたスタッフやみなさんに支えられて演奏できることは幸せだなと感じています。これからもヴァイオリンを弾き続けていきますのでこれからもよろしくお願いします。
観 客:(^-^)//""パチパチ
父親の宮本文昭さんはお喋りが大好きなオーボエ奏者でしたが多分、最初はそうではなかったはず。
そのうち慣れるでしょう。
アンコール3曲目の演奏は「チャルダッシュ」。
笑里さんの最後の曲として定着してます。
最初はスローな演奏ですが、デビュー当時の演奏とはだいぶ変化に富んだ演奏になっていて、音域を広く使っていました。
その後は速い演奏になりますが、こんなに速かったけなというくらい速かったです。
演奏が終わると観客から歓声が出ていました。
演奏が終わると笑里さんと鈴木さんが退場し、リサイタルが終わりました。
ロビーではすでにサイン会を待つ行列ができていました。
終わって3分というところでしたが、すごいですね。
昨年はアロマキャンドルにサインしてもらったので、今回もアルバムだけでなくグッズにもサインしてもらえたかもしれません。
ただ、私はこの日ダブルヘッダーでした。
またサインをもらうこともあるでしょう。
のんびりしていられないので早々に会場を後にしました。
笑里さんが演奏するソナタは久しぶりだったのでどうなるか気になっていましたが、要らぬ心配でしたね。
久しぶりに笑里さんの生音演奏を楽しめました。
トークはいつもの調子でしたが演奏に関しては全く問題なかったし、最後のチャルダッシュはかなりうまくなってるしでとても満足なリサイタルでした。
次の笑里さんコンサートは今のところ来年7/22のデビュー10周年記念コンサートを予定しています。
キャパ2000人の大きなホールなだけに楽しみですが、いい席が取れるのを期待して半年待つことにします。
コメント 0