(12/17)榊原大 聖夜のコンサートspecial＠キリスト品川教会 グローリア・チャペル

先日、ピアニストの榊原大さんのクリスマスコンサートを観に行ってきました。
大さんのクリスマスコンサートは恒例になりましたね。
今年はピアノ、ギター、ドラム、ベースのバンド編成ですが、最近こういう編成がなかったのでかなり楽しみでした。
大さんのピアノ演奏とゲストの中西さんの歌を楽しんできたクリスマスコンサートのライブレポです。

榊原大 聖夜のコンサートspecial
日時：12/17(木) 19:07～21:55(2時間48分)
会場：キリスト品川教会 グローリア・チャペル(東京)
出演：榊原大(piano)、越田太郎丸(guitar)、齋藤たかし(drums)、森田晃平(bass)
ゲスト：中西圭三(vocal)
曲目：
～１部～
♪遠くからの星
♪Hopeful Wind
♪蜜
♪クリスマスソングメドレー
♪The Christmas Song
♪次の夢
♪Spain

～２部～
♪TIME-LINE
♪Promising Sign
♪You And I
♪Woman
♪Choo Choo Train
♪夜想曲 -4月-
♪踊り子

～アンコール～
♪恋人よ我に帰れ
♪風雅


今回のコンサートのチラシです。
先月開催されて大さんがサポートで参加した漆原直美さんのライブでゲットしました。
大さんと中西さんが大きく映ってます。
中西さんがどういう人なのかを後で知るのですが、結構大物だったんですね。

この日は仕事が少し長引き、開演時刻６分過ぎに到着しました。
入り口で待ちかまえてた安田社長から挨拶されましたが気分は悪くないですよ。
プロモーターもこういうことをやってほしいんですけどね。

キリスト品川教会の神は私を見捨てていなかった。。。
ちょうど開演で大さんたちがステージに登場したときに教会に入り、間一髪間に合いました。
私の座席は6列4番です。
大さんはきっと左側にいると思ったのでちょうどいいかなと思ったのですが、大さんは真ん中にいました。
ちょっと背中を見る位置になりますけど、右側よりははるかにいいです。

１曲目は「遠くからの星」。
アルバム「TOMORROW」に収録されています。
最近はカヴァーアルバムをずっと出してたのでこの曲をバンド編成で聴くのは久しぶり。。。
オリジナルに近いアレンジの華やかな演奏で、たかしさんのドラムが甲高く響いていました。
途中にもちろん、大さんのアドリブやタロマさんのアドリブがあり、拍手が出ていました。

２曲目は「Hopeful Wind」。
アルバム「風色 -kazeiro-」に収録されています。
これを聴いたのは実に久しぶり。
大さんのキングレコード移籍前のアルバムってどうしても聴かなくなるんですよね。。。
これもオリジナルに近い明るい演奏で、タロマさんのアコギメロディもいい感じに聞こえていました。
後半は少し派手に変えていて、たかしさんのドラムもよく聞こえていました。

３曲目は「蜜」。
アルバム「Seeds Of Life」に収録されています。
これはソロ演奏とかでよく演奏しているイメージがあるので何度も演奏していると思います。
最初は哀愁漂う大さんのピアノソロが聞こえていましたが、その後は赤い照明がステージを照らし、派手で迫力のある演奏になっていました。
ここでもたくさんのアドリブがありましたが、特にタロマさんのアドリブがかなり長くて見応えありました。
後で「明るい曲３曲ではつまらないのでこの曲を入れた」と言ってましたが前２曲とは確かに趣が異なっていました。

大さん：こんばんは。ようこそお越しくださいました。榊原大です。
観　客：(^-^)//""パチパチ
大さん：いいですね。師走のお忙しい中、仕事が忙しい時に、たくさんのクリスマスコンサートがあるはずなのに、ここに来てくれた。。。感謝してます。
観　客：(^-^)//""パチパチ

私もこの日からクリスマスライブ４連チャンです。
偶然、この日のスケジュールが空いていました。
運がよかったです。

大さん：品川教会は響きますね。ここでは６回目。クリスマスコンサートは７回目です。最初はクリスマスコンサートなんて柄にもないと思ってました。今は楽しみでツリーの前で弾きたい。。。毎年楽しみにしていました。去年は。。。スタッフがスマホで調べてます。。。昨年は原宿クエストホールでした。ここは２年ぶりですね。

大さんのクリスマスコンサートは実はだいぶ観に行けてないです。
自分の参加履歴を見ましたが、私は昨年に続いて２回目でした。
その前の年は古澤巌さんの「タイフーンのクリスマス」で観に行けませんでした。
それこそ他のクリスマスコンサートと重なることが多かったということでしょう。

ここでメンバー紹介がありあした。

大さん：こんなに響くのに構わず叩いてましたね。
たかしさん：クリスマスは柄にもないと言いつつも、ラブソング集を出しましたよね。
大さん：歳をとるとできるようになります。そのうち抜かれます。

大さんのコンサートはサポートメンバーもよくしゃべります。
もちろん全員にマイクがあり、この後も森田さんやタロマさんと話をしていました。
タロマさんは「華がないといけないと思ったがこの場所なので品行方正な方を探しましたがこの人しかいなかった」と紹介していました。
確かにそうかも。。。

４曲目は「クリスマスソングメドレー」。
「荒野の果てに」と「 Happy Xmas(War Is Over) 」と明るいゴスペル調の１曲のメドレーです。
「荒野の果てに」は昨年も演奏していましたが、穏やかでした。
「 Happy Xmas(War Is Over) 」はやや明るくなりましたが短かったです。
でも、いかにもクリスマスだなあと感じる１曲だと思います。
最後の１曲は多分、昨年も演奏してて昨年に続きタイトルが分かりませんが、なんかゴスペルが合いそうな曲だったと思います。
華やかなクリスマスソングで途中にタロマさんのジャズっぽいソロとかもありました。

ここで、「ヴォーカリストを呼ぶことは今までなかった」という大さんの紹介で、ゲストの中西圭三さんが黒い衣装姿で登場しました(^-^)//""パチパチ

大さん：歌う前に。。。素敵な衣装ですが、暑くないですか？
中西さん：ホテルのドアマンになってしまいました。

ジャケットもズボンもシャツも全部黒で、左の胸元にきらきら輝く飾りがついていました。
おしゃれですねえ。。。

５曲目は「The Christmas Song」。
有名なクリスマスソングです。
私にとってはこの曲のデフォルトがゴンチチなので、あまりのムード感に最初何の曲か分からなかったです。
大さんの穏やかなピアノ伴奏をバックに中西さんが歌っていました。

６曲目は「次の夢」。
中西さんの曲です。
バラード曲風で、中西さんのハイトーンの声がよく響いていました。
大さんのピアノ伴奏もしっとりとしていました。

大さん：中西さんとはかれこれ10年前にコンサートの仕事でご一緒したのですが、衝撃を受けました。ちっちゃいときからテレビで観てましたが一緒にやるとよりよいです。
中西さん：ちっちゃいときというのが引っかかりますが。
大さん：いえ、大学生のときからです。

大さんのちっちゃいときとなるとそれこそ30年以上も前になってしまいます。
中西さんも10代。。。
するどいツッコミでした。

７曲目は「Spain」。
チック・コリアの有名な曲です。
これ、中西さんがいるけどどするんだろうと思いましたが、あのメロディを歌っていました。
最初のアランフェスの部分だけかと思ったのですが、その後もぺらぺらと太い声で歌い続けていました。
すごかったですねえ。。。
もちろん、大さんの速弾きメロディや、タロマさんのメロディに森田さんのベースメロ、たかしさんの派手なドラムソロと続き、長い演奏になっていました。
たかしさんのソロは特に迫力がありました。

演奏が終わると大さんたちが退場し、休憩時間になりました。
入り口へ行きます。

とは言っても所詮、入り口なのであまり見るものはないです。
まあ、教会ですからねえ。
脇では来年2/18に代々木上原のmusicasaで開催される「古典研究会」のチケット販売が行われていました。
２月はすでにライブが５個あるので今回は我慢するか。。。

キングレコード重村社長のスタンド花が置いてありました。
まあ、レコード会社の社長がやるのはこんな程度でしょう。
大さんのアルバムの「Seeds Of Life」と「Dear Classix」と「Dear Love Songs」はキングレコードから発売されています。

休憩時間が終わると場内は暗転。
ステージが明るくなって、大さんとバンドメンバーが登場しました(^-^)//""パチパチ

８曲目は「TIME-LINE」。
アルバム「Seeds Of Life」に収録されています。
これも久しぶりですね。
やや穏やかな演奏で、たかしさんの演奏も控え目。
大さんのピアノソロがあったりベースの森田さんのメロディがあったりしました。

９曲目は「Promising Sign」。
アルバム「Seeds Of Life」に収録されています。
こちらは最近でもよく演奏していると思います。
引き続き穏やかな演奏ですが、大さんのアドリブやタロマさんのアコギメロディもいい感じで聞こえていました。
終盤になるとメンバー全員で「ラララーラララー♪」と歌っていましたが声がオリジナルよりも結構大きかったです。
まあ、生ならではでしょう。

大さん：楽屋に陣中見舞いがあって、「風邪引いた。元気になるようにダジャレを頼む」と言われたので開演前からずっと考えてたのですが出てこない。。。どうですか？タロマさん。
タロマさん：え？
大さん：え？じゃないよ。
タロマさん：普段はぺらぺら喋ってるのにこの荘厳な場がそうさせてるのかも。
大さん：そうですね。。。懺悔してます。
タロマさん：１月はこんなことをした。。。２月はこんなことをした。。。
大さん：毎月やるの？
タロマさん：１月第１週は。。。
大さん：１週？排気ガスを出してしまいましたとかあるけど。。。もう切ります。

大さんは普段、ボケを連発していつも笑わせてくれます。。。というイメージがあります。
今回は大さん名義のコンサートなのでさすがに普段とは異なるってことでしょうか。

大さん：(牧師風)みなさん、楽しんでますか？(普通に)ちょっと違うな。。。
タロマさん：たかしくんが見本を見せてくれます。
たかしさん：楽屋トークじゃん。

楽屋でそんな話になったようです。
ここは教会ですからねえ。
最初は入りづらかったですが、今ではもう慣れました。
私にとって唯一観に行ける教会ライブの会場になっています。
この後は森田さんがドラえもんのジャイアンのモノマネをした流れからタロマさんが大さんにスネ夫のモノマネをやらせるという無茶ぶりをしていました。
大さんはスネ夫の声を全く知らないようで地声のままでしたが、私も知らないです。
昔とは声優も変わってるし。。。
お気の毒でした。

ここで再び中西さんが登場しました(^-^)//""パチパチ
なんと、中西さんはディズニーのドナルドのモノマネをブルブルと披露。
うまかったです。

１０曲目は「You And I」。
中西さんの曲です。
オリジナルとは違ってジャズアレンジと言ってました。
まあ、オリジナルを私は知らないのでまさにジャズをそのまま聴いた感じでした。

１１曲目は「Woman」。
これも中西さんの曲です。
ビートの効いた派手な曲で、中西さんは熱唱していました。
間奏ではタロマさんのアコギメロディが鳴っていましたが、ジプシー感があってなかなかカッコよかったです。

１２曲目は「Choo Choo Train」。
あのZOOが歌っている名曲ですが，実は中西さんが作曲しています。
なのでセルフカバーになりますね。
全然知りませんでした。
EXILEだと思う人は？と観客に確認していましたが大さんが思ってるとおり、やはりZOOでしょう。
タロマさんの音頭で観客が手拍子をして盛り上がりました。
もちろん、大さんたちもオリジナルに近い演奏で、後半ではコーラスもやっていました。

ここで中西さんが退場しました。

大さん：コーラスはどう？ってスタッフに聞きました。怒鳴りすぎと言われて「え？」みたいになりました。いいですよね。
観　客：(^-^)//""パチパチ
大さん：３分の１くらいですか。。。やめましょう。

コーラスというのはまた特殊ですからねえ。。。
まあ、演奏がよければそれでいいです。

１３曲目は「夜想曲 -4月-」。
アルバム「Dear Love Songs」に収録されています。
穏やかなピアノソロで始まり、途中からバンドが合流していましたが森田さんのベースメロとかも全体的に静かでした。
タロマさんのメロディもしっとりと響いていました。

１４曲目は村下孝蔵さんの「踊り子」。
アルバム「Dear Love Songs」に収録されています。
今週になってYoutubeに動画が公開されましたね。
このアルバムの中でも一番いいなあと思ってます。
白熱の演奏で、タロマさんのジプシー感満載の長いソロや、たかしさんの長いドラムソロがありました。
もちろん、Youtube動画にはないものです。
最後は再び「ララララーラー」と怒鳴らない程度に歌っていました。

この後はアンコールです。
いったん退場していた大さんが登場しました(^-^)//""パチパチ

その後は大さんが各メンバーを呼ぶ形でバンドメンバーが入ってきますが、たかしさんはサンタクロースの三角帽子。タロマさんは「トナカイだと思って買った馬」のかぶり物。森田さんはなぜかマスク姿でしたが、みんな大さんが「自宅にあるものを持ってきた」そうです。
もちろん、大さんもサンタの三角帽子をたかしさんから受け取ってかぶっていました。
最後に中西さんも被り物で登場していました。

アンコール１曲目は「恋人よ我に帰れ」。
アルバム「Dear Love Songs」に収録されています。
軽快な演奏で、大さんの持ちネタですが、中西さんも歌っていました。
途中、「サンタが街にやってくる」を入れてクリスマスコンサートっぽさを入れてたし、ドナルドのブルブルとふるえるマネとかミッキーの「ハピネス」とか言ってたりして面白かったです。
間奏ではバンドメンバーのメロディが多く聞こえていました。

アンコール１曲目は「風雅」。
中西さんのシングルでNHK「おかあさんといっしょ」で使われた「ぼよよん行進曲」と一緒に収録されています。
バンドメンバーは退場してて大さんと中西さんのデュオでした。
しっとりとした大さんのピアノ伴奏をバックにジーンと来るような歌詞を歌っていました。

演奏が終わると大さんと中西さんが退場し、コンサートが終わりました。

入口ではサイン会の準備が完了していました。
奥にストーブが置いてありましたけど、この日はものすごく寒かったですね。
手が冷えてしまってはサインも書けなくなるので当然でしょう。
鈴木康博さんの花が横に置いてありますが、12/13に榊原大さんとのライブ「Xmas Special ふたりでラブソングを」開催したんでしたね。

外は強い北風が吹いててかなり寒かったです。
次の日は旅行なので長居はやめとくか。。。
会場を後にしました。

久しぶりのバンド編成のライブで面白かったですね。
最近はアコースティックな路線のイメージがありましたけど、昔の大さんを見たような感じがして新鮮でした。
アドリブ演奏とかもたくさんやって聴き応えも十分ありました。
中西さんの曲もあって2時間50分近くとロングライブになりましたが長さは感じないくらい楽しかったです。

クリスマスコンサートではなんか変装しているイメージがありましたけど今年はそれほどでもなかったですね。
中西さんがいたからとかあるのかな。。。
それとも、だんだん恥ずかしくなってきたか。。。
まあ、演奏で十分満足だし、クリスマスソングも聴けたのでこれでもいいかなと思いました。
きっとまた来年もあると思うのでまた観に行きます。