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(9/23)GONTITI 秋のバンドツアー@ダイアモンドホール [ゴンチチ]

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先日、アコースティックギターデュオ・ゴンチチのツアー名古屋公演を観に行ってきました。
普段はデュオで活動しているゴンチチにしては珍しいバンド編成のコンサートということで複数公演観に行く決断をしました。
シルバーウィーク中ということで遠征もしやすかったですね。
バンド編成ならではの演奏を楽しんできました。
ということで、初日名古屋公演の【ネタバレ注意】のライブレポです。

GONTITI 秋のバンドツアー
日時:9/23(水) 18:02~20:22(2時間20分)
会場:ダイアモンドホール(愛知)
出演:ゴンチチ(acoustic guitar duo)、羽毛田丈史(piano)、一本茂樹(bass)、楠均(drums)
曲目:(ネタバレになりますので本文中に書きます。)


この日は前日、葉加瀬太郎さんコンサートを観た浜松からの移動でした。
浜松から鈍行を乗り継いで名古屋に到着したものの、すでに名古屋に来るのは今年3回目。
過去にも何度も来ている場所だったので行く場所にちょっと悩むなあ。。。
観光案内を見て1つ思いつき、地下鉄に乗ってやってきました。
東山公園駅を出ると東山動植物園の入口が見えます。
でも、時刻はすでに16時14分なので動植物園に入る余裕はありません。
目指すはその後ろに頭だけ見えてる東山スカイタワーです。

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ただし、東山スカイタワーまでが以外と遠かったです。
上り勾配の上に1kmも歩かないといけませんでした。
あまりここで汗をかきたくなかったのですが、ちょっと汗が出ました。

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さらに階段を上ってやっと到着。。。
標高214mということですが、丘の標高が80mあるそうです。
建物の高さは134mなのでそんなに高くはないか。。。
ともかく中に入ります。

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早速展望室へ。
西の方角には会場のダイアモンドホールやlive imageが毎年開催されている愛知県芸術劇場、さらには名古屋城や名古屋駅など名古屋市の中核となる施設がたくさんあります。
夕方だったので、西日が雲の間から地面に向かって伸びていました。

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南側は遠くになんとなく海が見えていました。
もっと天気がよかったらいい眺めだと思いますが、まあしょうがないです。
夜景も結構いいそうですが、その時間はコンサートなので我慢します。

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展望台から下りてきました。
夕日を浴びてなんとなく黄色く輝いてますね。
そろそろ時間切れなのでダイアモンドホールに向かいました。

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会場には開演20分前に無事到着しました。
入口で500円払ってドリンクチケットと交換します。
ホールのロゴ入りチケットでしたがこんなロゴなのか。。。
私がこの会場に来るのは初めてでした。

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今回はアルコールだと眠くなりそうだったのでオレンジジュースにしました。
蓋とストローもついてたのはありがたかったですね。
安心して観客席に持ち込めます。

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会場内にはまもなく始まるジェイク・シマブクロの日本ツアーのスケジュール入りポスターが貼ってありました。
ここ、ダイアモンドホールは10/1に開催ですね。
でも、木曜日か。。。
ド平日のライブ遠征はやっぱり無理でした。
今のところ9/29のBunkamuraオーチャードホールの公演を観に行く予定にしています。

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ホールに入りました。
私の座席は1階B列11番です。
前から2列目の中央やや左ということで、三上さんがかなり近くに見える位置でしょうか。
ファンクラブ枠で取った甲斐がありました。

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開演時間を少し過ぎたところで場内は暗転。
ステージが明るくなって、ゴンチチの2人が登場しました(^-^)//""パチパチ

1曲目の演奏は「Another Mood」。
だいぶ古い曲です。
2人だけで穏やかに弾いていました。
途中、三上さんのアドリブっぽい演奏はなんか神秘的でした。

2曲目の演奏は「scarborough fair」。
サイモン&ガーファンクルの有名な曲です。
こちらは全体的になんか神秘的な感じのメロディが印象的です。
ここでも三上さんは力強いアドリブを入れて変化をつけていました。
松村さん:みなさま、よくぞ来てくれました。ダイアモンドホールでやるのは久しぶりです。喫茶看板を用意しました。

ステージの左側に喫茶店風の看板が置いてありました。
「憩」と大きな字が真ん中にあって、その右側に「ちょっと一息」左側に「ませんか?」と書いてありました。
「ちょっと一息しませんか?」ではなく「ちょっと一息憩いませんか?」と読むそうです。
それこそラジオやコンサートのトークで出てくる喫茶ですね。
この後、バンドメンバーが登場しました(^-^)//""パチパチ

3曲目の演奏は「7season 4beat」。
穏やかな曲ですが、オリジナルよりもドラムやベースがリズミカルに聞こえてきて結構明るい演奏になっていました。
羽毛田さんはここで早くもシンセを使って音を多くしていました。

4曲目の演奏は「風の国」。
これはlive imageでもお馴染みの曲で、バンド編成ではよく演奏されています。
ストリングスがなかったですが、羽毛田さんがうまくアレンジしたようで、明るい演奏のまま違和感はありませんでした。
松村さん:バンド演奏は気持ちいいです。2曲やってどうですか?
三上さん:・・・ギターに汚れがついちゃって。。。
松村さん:それが気になってたんですか?
三上さん:そうです。

なんかフレットに汚れがついていたようで三上さんはそれがずっと気になっていたらしいです。
まあ、別のことを考えながら演奏するのは三上さんの極意ですからいつものことですね。
三上さん:松村さんの頭が・・・
松村さん:坊主にしたんですよ。短くしてと言ったら変に切られてしまい、坊主にするしかないと。でも誰も何も言われないんですよね。
三上さん:わりと自然だと思います。仏教の教えに阿弥陀仏がありますが、下の陀仏も意味があります。そこで、ダブツ松村。
松村さん:三上さんはどうするんですか?
三上さん:僕はただの三上にします。ダブツ松村と三上・・・
観  客:笑

松村さんが坊主頭になったときの写真が少し前にtwitter上に流れました。
確かに違和感ないですよね。
どこかの誰かさんみたいに金髪にしたわけでもないし、ほどよく白髪が混ざってます。
しばらくは話のネタにされるでしょう。

5曲目の演奏は「Nickel Dance」。
1stアルバム「ANOTHERMOOD」の最初の曲です。
ベストアルバムでも先頭を飾ってますね。
「当時はあまりなかった器材でいろんな音をサンプリングした」ということで、いろんなSE音が混ざってますが、今回はそういうのはなく、バンドの音が聞こえる演奏でした。
羽毛田さんのシンセはここでも威力を発揮し、柔らかい音を出していました。
三上さん:ローソンのPONTAのぬいぐるみが置いてあるところの店員さんは優しいです。
松村さん:どこにぬいぐるみが置いてあるんですか?
三上さん:コピー機とかコーヒーを作るところに。新しい店舗には置いてないです。

PONTAカードは持ってますけどPONTAのぬいぐるみがローソンにあるんですか。。。
今度探してみますが、私が知ってるローソンの店舗はみんな新しいので見つからないかも。。。

6曲目の演奏は「Coconut Basket」。
「PHYSICS」の次のアルバムの「SUNDAY MARKET」に収録されている曲です。
こちらもバンドアレンジがよくてリズミカルな演奏でした。
羽毛田さんのぽわっと聞こえるシンセ音ががまた楽しい感じにさせていました。

7曲目の演奏は「28」。
バンドメンバーが退場し、2人だけで演奏していました。
ダブル還暦フェスティバルのときと同様にしっとりとしたデュオ演奏でした。
松村さん:緩急があるのはどうですかね。
三上さん:いいですね。貝のお味噌汁みたいで。
松村さん:ものすごく体に染みるんですよね。好きですか?
三上さん:あまり好きではないです。
三上さん:でも、ハマグリは好きなんですよね。
松村さん:次の曲に行きにくくなってしまいました。

貝の味噌汁は確かに私もあまり好きではないかな。。。

8曲目の演奏は「LOVE」。
「新婚さんの味噌汁は愛があって美味しい」とうまくまとめて演奏に入っていました。
こちらも穏やかな演奏でした。

9曲目の演奏は「黒い蟻の生活」。
少し前まではよく「緑の性格~黒い蟻の生活」のメドレーで演奏してましたね。
バンドメンバーありなので「緑の性格」が省略された形でしょうか。
いつもと違ってドラムやベースが聞こえる激しい演奏でした。

演奏が終わるとゴンチチたちが退場し、休憩時間になりました。
ロビーへ行きます。

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ロビーの端には物販コーナーがありました。
アルバムの他にもTシャツやバッグなど普段から販売しているグッズがたくさんあるんですよね。
アルバム「ダブル還暦フェスティバル2014」を買ったばかりでしたが我慢すればよかったかなあ。。。
今回は何も買いませんでした。

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休憩時間が終わると場内は再び暗転。
ゴンチチとバンドメンバーが登場しました(^-^)//""パチパチ

10曲目の演奏は「Lonesome Dulcimer」。
アルバム「Black Ant’s Life」からの曲です。
普段聴かないなあと思ったのですが、私はlive image 8 huitのとき以来なので、実に久しぶりです。
コードは単純ですが、羽毛田さんシンセがギュルギュル鳴ったりピポピポ鳴ったりといろいろ活躍してました。
後半になると三上さんのジャカジャカ弾く演奏が激しくなっていくところは三上さん流です。

11曲目の演奏は「wind blow, tree sings」。
アルバム「XO」からの曲です。
それこそ10年ぶりに聴きました。
穏やかなバンド演奏で、間奏では原曲どおり羽毛田さんのシンセ音が聞こえていました。
羽毛田さんは椅子に座ってピアノを弾く時間よりも立ってシンセを弾く時間のほうが長かったかもです。

12曲目の演奏は「短めの昼食」。
アルバム「Red Box」からの曲です。
穏やかなワルツの曲ですが、ドラムの楠さんがマレットでトライアングルやシンバルなどいろんなものを叩いて面白くしていました。
松村さんが知らない笛のようなものも使ってて松村さんを驚かせてもいました。

ここで、メンバー紹介をしていました。
楠さんは「キリンジ」というグループで活躍しているそうです。
三上さん:一本・・・名前が覚えやすいですね。弦も一本・・・長いです。
松村さん:脚立使わないと。
三上さん:鍛えてないとダメですね。

どんだけ大きな楽器なんだ。。。
ベースの一本さんはlive imageでも三上さん話のネタによく使われます。
三上さん的にはツボにはまってるようですが、ベースは5,6本持ってるそうです。
羽毛田さんはデュオではないアルバムはほとんどお世話になっていると紹介されていました。

13曲目の演奏は「夏の理由」。
同タイトルの映画のテーマ曲です。
オリジナルではサンバ調の明るい曲ですが、最近はボサノヴァアレンジで演奏しています。
ベースもドラムも穏やかに聞こえていました。
松村さん:今13曲ですが、これでも多いですね。
三上さん:次も来てもらうために中途半端で終わりにしてもいいのでは・・・
観  客:笑

昨年のダブル還暦フェスティバル東京公演は26曲やってるのでまだまだです。
でも、疲れやすくなってるんですかねえ。。。

14曲目の演奏は「マイル君とパプ谷のクリマロ君」。
バンドメンバーが退場し、2人だけで演奏していました。
これも久しぶりですね。
なんとなくかわいらしい演奏でした。

15曲目の演奏は「帰り道は君と一緒」。
こちらは最近もよく演奏しててお馴染みですね。
軽快な演奏でしたが安心感がありました。

16曲目の演奏は「QED」。
再びバンドメンバーが登場して演奏していました。
ストリングスのイメージが強いですが、今回はもちろんストリングスはいないです。
楠さんが出す太鼓のような音が目立ち、「楽しみな週末」みたいなイメージの演奏でした。

17曲目の演奏は「UPC」。
NHK-FM「世界の快適音楽セレクション」エンディングテーマ曲です。
ベースもドラムもおとなしく、穏やかな演奏でした。
間奏では羽毛田さんのエコーがかかったシンセのアドリブメロディが神秘的でした。
松村さん:しんどくないですか?
三上さん:しんどいです。ずっと山場です。ホントは喫茶をやりたいんですけど。

ステージ左側に置いてあった喫茶の看板は実は裏があって松村さんが観客に一時的に見せていましたが、実は違うデザインでした。
真ん中に「Little Cafe」と横書き二段で書いてあって、その右側に確か「音楽喫茶」と書いてあって、左側に「リトルカフェ」と書いてありました。
また元に戻してしまいましたが、他の会場ではそちらを表にしているかもしれないですね。

18曲目の演奏は「Acoustic eel」。
ゴンチチのコンサートでは締め前の曲です。
ジャジーで楠さんが鳴らすドラムやシンバルが激しく響き、一本さんのウッドベースも小刻みに聞こえていました。
一本さんは途中、ソロ演奏もあって気分はまさにlive imageみたいでした。

19曲目の演奏は「My Favorite Things」。
有名なスタンダードナンバーですね。
live imageではアンコールの曲として定着してますが、ゴンチチのコンサートでは締めの曲です。
最近のlive image風アレンジで、楠さんのドラムがドンドコ聞こえてかなりワイルドな演奏でした。

この後はアンコールです。
一旦退場したゴンチチたちが再び登場しました(^-^)//""パチパチ
楠さんが「ダブル還暦フェスティバル2014」のジャケットデザインのTシャツを着て登場し、松村さんがTシャツの宣伝をしていました。
今後、これを着てくるファンが出てくるんでしょうか。

アンコール1曲目の演奏は「NDD-Night Dizzy Dance」。
三上さんも松村さんも6弦をD調弦に変えるました。
バンド編成の曲の中で1番楽しみにしている曲で、激しくて長いです。
とにかくコードはずっと同じですが三上さんも松村さんも弾き続ける曲で、羽毛田さんも多数のアドリブを入れていました。
羽毛田さんがなんかDJっぽく見えました。
照明も演奏に合わせてチカチカ点滅し、会場を盛り上げていました。

アンコール2曲目の演奏は「放課後の音楽室」。
バンドメンバーが退場し、6弦のチューニングを元に戻し、2人だけで演奏していました。
多分、2人は疲れたと思うのでぴったりでしょうか。
穏やかな演奏でした。

演奏が終わると三上さんと松村さんが退場し、コンサートが終わりました。

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名古屋で最後にやり残したことがありました。
まだ名古屋で何も食べてなかったですね。
ということで名古屋駅の地下街のエスカにやってきて見つけました。
ひつまぶし名古屋備長エスカ店です。
ラストオーダーが21:15とやや遅めなのがありがたいですね。

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当然食べるのは名古屋名物、ひつまぶしです。
これは以前来たときに衝撃を受けたんですね。
なんておいしいんだろって。。。
東京都内にも備長があるようですが、やはり名古屋で食べるのは格別です。
おいしかったです。
これを最後に名古屋を後にしました。

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久しぶりのバンド編成でしたがやっぱり楽しいですねえ。
もちろん、終演後はNDDが頭の中をグルグル回っていました。
楠さんや一本さんの演奏も至近距離で聴けたし、羽毛田さんなんかはシンセサイザーを弾いてる時間が長くて普段のゴンチチコンサートとは完全に別世界でした。
東京公演もより一層楽しみになりました。

でもこの日は浜松からの移動もあったし寝不足だったので体調がよくなかったんですよね。。。
デュオ演奏では結構眠かったです。
ここに来る前の浜松で無理に歩いたのがよくなかったかなあ。。。
東山スカイタワーも駅からかなり遠かったし。。。
今度の東京公演は万全の体調で楽しみます。

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