(2014/11/2)葉加瀬太郎 Best Acoustic Tour “エトピリカ”＠東京エレクトロンホール宮城

４ヶ月前のことですが、ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎さんのコンサートを観に仙台へ行ってきました。
仙台入りは２年半ぶりなので久しぶりです。
live imageがなかなかやってくれなかったり、何かコンサートがあっても平日だったりで行く機会がなかったんですよね。。。
今回は日曜日にスケジュールが組まれたので仙台に行けることになりました。
初日葛飾公演から２ヶ月経った仙台公演のライブレポです。

日医工 presents 葉加瀬太郎 Best Acoustic Tour “エトピリカ” supported by Iwatani
日時：11/2(日) 17:38～20:20(2時間42分)
会場：東京エレクトロンホール宮城(宮城)
出演：葉加瀬太郎(violin)、今野均(violin)、藤堂昌彦(violin)、生野正樹(viola)、
　　　柏木広樹(cello)、西嶋徹(bass)、マチェック・ヤナス(piano)
曲目：
～１部～
♪エトピリカ
♪シシリアンセレナーデ
♪ZERO HOUR
♪長崎夜曲
♪HANA
♪冷静と情熱のあいだ
♪Asian Roses
♪リベルタンゴ

～２部～
♪新世界のフェスタ
♪History of the future
♪大地を繋ぐ樹の下で
♪WITH ONE WISH
♪前奏曲とアレグロ
♪トリッチ・トラッチ・ポルカ
♪ハンガリー舞曲 第５番

～アンコール～
♪情熱大陸
♪ひまわり


今回、仙台へは新幹線を使います。
２年半前は車で仙台入りしたのですが、往復10時間以上のドライブでヘトヘトになったのでもう無茶はしません。
でも、どうせ乗るならこの真新しい新幹線ですね。
秋田新幹線こまちで大宮から仙台へ向かいます。

１時間後、仙台駅に到着しました。
さすがにノンストップだと速い速い。。。
はやぶさとこまちのジョイント部分を撮影しておきました。
ミュージシャンもよく撮影してアップしてるのを見かけますね。
ただ、仙台駅は見ての通り肝心な場所に柵があったのでこの位置からにしておきました。

仙台駅を華麗にスルーし、東北本線に乗ってやってきました。
仙台に来るとどうしても行きたくなる日本三景・松島です。
松島駅からしばらく歩いて五大堂に到着です。
この日も観光客で賑やかでした。

な、なんだこれは。。。
せっかくの日本三景だというのに霧で絶景がほとんど見えません。
前にここに来たときは前日が大雪だったので雪化粧でした。
なかなか晴れてくれません。
おや？
こんな日でも観光船は動いてるみたいですね。

観光船が発着場に到着しました。
たくさんの乗客が次の出発を待っているみたいですね。
こんな霧でも観光客が多いことに驚きでした。
さすが日本三景だ。。。

ならば私も観光船に乗ろう。。。
1500円で乗船券を購入しました。
乗る船は第三仁王丸です。
松島湾を50分かけて一週します。

14時に出港しました。
船内には帽子をかぶった子供がたくさんいました。
遠足でしょうか。
もっといい天気だと良かったんですけどねえ。

実はこの日、乗船中に聞こえてくるアナウンスがあの宇宙戦艦ヤマト2199に出てくる岬百合亜役の内田彩さんの声でした。
テレビアニメをご覧になった方はご存じだと思いますけど、あのアニメ声ですよ。。。
YRAラジオヤマトの。。。
普通のウグイス嬢とは雰囲気がだいぶ違っていました。
2/19からは古代進役の小野大輔さんのアナウンスが流れているようです。

船内には宇宙戦艦ヤマト2199のポスターが２枚貼ってありました。
松島の上空をヤマトが飛んでたらすごいだろなあ。。。
昨年の12/6に劇場版アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」が公開されましたね。
5/27にはBDとDVDも発売されるようです。
観客動員数はどうだったのかなあ。。。
このポスターは後ろから見てるので分からないですが、スターシャによってヤマトの顔である艦首波動砲を封印されています。
そんなヤマトに魅力があるんだろうかと思ってしまいますが。。。

しかも、この「星巡る方舟」では葉加瀬さんがあのメインテーマのメロディーをヴァイオリンで奏でています。
チラ聴きはしましたが、真面目には聴いてません。
ささきいさお大王のイメージが壊れるのがやはり怖い。。。
もしかしたら、チェロで演奏したほうがカッコいいかも。

同じ時期に「宇宙戦艦ヤマト2199 40th Anniversary ベストトラックイメージアルバム」がHATSから発売されました。
live image音楽監督の羽毛田さんがプロデュースなんですよね。。。
葉加瀬さんが演奏するテーマ曲や、名曲「真っ赤なスカーフ」など、ヤマトの音楽がたくさん収録されています。
でも、同じ理由でこちらもアルバムを購入してません。
もう少し時間が経ったら考えます。

アルバムを購入すると「YRAラジオヤマトHATS特別編」というコンテンツが5/30まで楽しめるようです。
それ目当てでアルバムを買う人もいたかもしれないですね。
岬百合亜役の内田彩さんに加えて、桐生美影役の中村繪里子さんも登場するとHATSに出ていました。
テレビアニメではあまり印象に残りませんでしたが、劇場版では結構重要な役をやってるとか。。。
結局映画は観ませんでしたが、いつかテレビで放送されるでしょう。
50分にわたる松島湾巡りが終わりました。

松島から仙石線に乗り仙台駅に戻ってきました。
新幹線が止まる駅なので大きいですね。
時刻は16時7分。。。
開演まであと1時間23分か。。。
バスが少ないことは以前、コンサートで遅刻して学習済みなので遠出は諦めます。
昼食を取ってないのでお腹が空きました。

駅前ロータリーの向かいに仙台ロフトがあったので、入ってみるか。。。
上に行けば何かあるだろう。。。
ということで見つけました。
仙台ロフト8Fにあるラーメン店「麺家」です。
時間が16時過ぎだったので誰もいません。
不安感がありましたが中に入りました。

注文したのはきっと葉加瀬さんも好きであろう、味噌ラーメンです。
750円です。
葉加瀬さんの場合はこれにチャーシューが乗るか。。。
でも、葉加瀬さんの食欲にはかなわないのでこんなもんでいいでしょう。
美味しかったです。

仙台駅から地下鉄を乗り継いで東京エレクトロンホール宮城に到着しました。
あれ、なぜか雨が降ってます。
さっきまで雨は降ってなかったのに。。。
さすがは雨男の葉加瀬さんというところか。。。

時間もないのでホールに入りました。
私の座席は1階2列34番です。
中央ブロックの右端が取れました。
柏木さんの演奏がよく見える感じになるでしょうか。
生音が直接聞こえてくるようなポジションで楽しめそうです。

開演時間を少し過ぎたところでホール内が暗転。。。
ステージが明るくなり、葉加瀬さんたちが登場しました(^-^)//""パチパチ

１曲目の演奏は「エトピリカ」。
最近の葉加瀬さんコンサートでよく聞くアコースティックバージョンです。
普段はいない2ndヴァイオリンの藤堂さんやビオラの生野さんの音が入ってて厚みを増していましたが、随所に凝ってるところもありました。
さすが啼鵬さんアレンジ。。。

２曲目の演奏は「シシリアンセレナーデ」。
前の年のツアーを思い出しますね。。。
そのときはかなり異国情緒たっぷりの演奏でしたけど、今回は穏やかで落ち着いた感じの演奏でした。
アコースティックならではのしっとり感がまたいいです。

３曲目の演奏は「ZERO HOUR」。
オリジナルは派手なバンドアレンジの演奏ですが、もちろん今回はアコースティックアレンジ。
でも、テンポはオリジナルと同様に速くて爽快感がありました。
オリジナルよりもメリハリをつけて、より迫力を増した演奏になっていました。

葉加瀬さん：ようこそいらっしゃいました。葉加瀬太郎です。よろしくお願いします！！
観　　　客：(^-^)//""パチパチ
葉加瀬さん：１年ぶりです。昨年は11/1にやりましたので１年ぶりです。

私も１年前の11/4にはお隣福島県の郡山公演を観に行ってました。
２年連続の葉加瀬さんツアー東北遠征になっています。

葉加瀬さん：9/4から始まり26公演目です。年末まで60公演あります。
観　　　客：おお～(ざわざわ)
葉加瀬さん：すごいとおっしゃるくらいなら拍手を！！
観　　　客：(^-^)//""パチパチ
葉加瀬さん：初の挑戦ですが、47度道府県を回ります。
観　　　客：(^-^)//""パチパチ
葉加瀬さん：普段は行かない鳥取、島根、和歌山。。。なかなか行かない方ですよ。

私はまだ和歌山に行ったことがありません。
島根もないかな。。。
鳥取も米子市に一度行っただけです。
なかなか行く機会がないですね。

葉加瀬さん：12/24は佐賀市民会館。
観　　　客：(^-^)//""パチパチ
葉加瀬さん：よりによって、12/24に佐賀なのかとスタッフに話したのですが「隣は博多です」。。。そうじゃないでしょ！
観　　　客：笑

12/24はライバルが多くて大都市のホールが取れなかったんでしょう。
佐賀市民はラッキーですね。

４曲目の演奏は「長崎夜曲」。
長崎市が世界新三大夜景に選ばれたのを記念して葉加瀬さんが作った曲です。
live image 14 quatorzeでも演奏していました。
オリジナルよりもしっとりとした演奏で、葉加瀬さんのメロディやマチェックのピアノ間奏がいい感じで聞こえました。

５曲目の演奏は「HANA」。
前の年のツアーでも演奏してましたね。
image 15 quinzeに収録されました。
オリジナルとは違ってて、葉加瀬さんとマチェックのしっとりとした二重奏が続いていました。

６曲目の演奏は「冷静と情熱のあいだ」。
古くから演奏している曲ですね。
こちらは一転してストリングスが全面に出てきて葉加瀬さんと共に艶のある演奏をしていました。
テンポはオリジナルと同じなので、西嶋さんがリズムを作り、頑張っていました。

ここで葉加瀬さんのアルバム「Etupirka ～Best Acoustic～」の宣伝が入ります。
ジャケット写真は通常版と限定盤立ってるのと座ってるのがあると紹介していましたが、HATSサイトを見るとローソンHMV盤が座っているジャケット写真になっているようです。

葉加瀬さん：最終便で札幌に出発して11時30分にチェックインしたのですが、1時半にすぐ出発しました。通常版は支笏湖の朝焼けで、限定盤は洞爺湖の夕焼けです。

葉加瀬さんのこのアルバムは通常盤と初回限定盤とローソンHMV盤の３種類があります。
通常盤は山が見えるので多分、支笏湖の朝焼けですね。
初回限定盤は山がないので洞爺湖で、ヴァイオリンと手の隙間から見えるのは夕日ってことになるでしょうか。
ローソンHMV盤も山がないので洞爺湖ってことでいいのかな。。。

葉加瀬さん：仙台城跡まで歩きました。すごいでしょ。
観　　　客：へー！！
葉加瀬さん：牛タンを挟みましたが、１万歩ですよ。

葉加瀬さんはこのツアーの間、行く先々でウォーキングに励んでいました。
twitterに毎日歩数をアップしてましたね。
牛タンを食べていたのもtwitterにアップしていました。
私もその仙台城跡にバスで行こうと思ってたのですが、バスが少ないと判断し、今回は断念しました。
また仙台に来たときに行ってみます。

７曲目の演奏は「Asian Roses」。
２年前に花王の人気製品「アジエンス」ののCM曲として流れていました。
冒頭に録音のギター音が聞こえていましたがそれ以降はオリジナルと違って穏やかで、葉加瀬さんのヴァイオリンがよく聞こえる演奏でした。
葉加瀬さんと生野さんだけの演奏があったり、マチェックのソロがあったりとカッコいい演奏もありました。

８曲目の演奏は「リベルタンゴ」。
ピアソラの有名なタンゴです。
葉加瀬さんに限らず、いろんなミュージシャンが演奏してますね。
力強いピアノ前奏から入ってますが、、やっぱり啼鵬さんアレンジでしょうか。
大きな編成だと最初はよくチェロで演奏されることもありますが、その部分も葉加瀬さんが演奏してて、葉加瀬さんのヴァイオリンのメロディが多かったです。

演奏が終わると葉加瀬さんたちが退場し、休憩時間となりました。
ロビーへ行きます。

ロビーの隅には謎のオブジェが置いてありました。
「希望」と書いてありますけど、誰が作者なんですかねえ。
グーグル先生に聞いてみましたけど、結局分かりませんでした。

「希望」と書いてあるプレートをよく見ると、「宮城県知事 山本壮一郎 書」と書いてありますね。
1969年から1989年までの5期20年知事だった人です。
長いなあ。。。
それだけこのホールも古いことになるのですが、この年は完成してから50年だったそうです。
まさにアンティークなホールですね。

物販コーナーには長い行列ができていました。
販売されていたのは2000円のパンフレット、1000円の「タロスク」というラスク、アコースティックに引っかけた800円の箸(チョップスティック)と2000円の「はかせんす」の４種類です。
１部で宣伝してましたけど、やっぱり人気は「情熱大陸」の演奏で必須の「はかせんす」ですかねえ。

でも、行列がこんなに長いと並んでいるだけで休憩時間が終わってしまいそうです。
すぐに我慢する決断をしました。

アルバム売り場も賑やかになっていました。
こちらは行列ではなかったですが、アルバム「Etupirka ～Best Acoustic～」が出て間もないので観客が多いですね。
ここで買うと握手会に参加できるそうです。
握手会ねえ。。。
サイン会でないので、ここも買うのを我慢しました。

ホールに戻りました。
休憩時間が終わると場内は暗転。
葉加瀬さんと柏木さんと西嶋さんが再び登場しました(^-^)//""パチパチ

９曲目の演奏は「新世界のフェスタ」。
オリジナルの「VIOLINISM with Love」では葉加瀬さんと柏木さんのデュオですが、今回は葉加瀬さんと柏木さん、西嶋さんのトリオ演奏でした。
最近の「クラシックシアター」でも同じようにトリオ演奏でやってますね。
西嶋さんが入ってるせいか、やや遅く感じましたけど、３人とも速弾きで華やかにギコギコと演奏していました。

１０曲目の演奏は「History of the future」。
古澤巌さんのために書いた曲ということで、オリジナルは古澤さんのアルバム「Roxanne～Le Grand Amour～」に入っていますが、葉加瀬さんのアルバム「JAPONISM」には羽毛田さんアレンジの演奏が入ってます。
オリジナルにはない静かなイントロを風のSEつきで演奏していました。
その後は誰だか知らないギタリストがいつの間にか出てきてジャカジャカとギターをフラメンコ風に鳴らしていたので華やかな演奏になっていました。
あのギタリストはツアースタッフの誰かだとは思いますが、昨年の「ツアースタッフ 楽器担当 竹内」といい、いろんな人をぶち込んできますね。
多分、NHKホール2daysと大阪公演2daysの追加公演では沖仁さんが弾いてたと思います。
演奏が終わると、ギタリストがとっとといなくなり、葉加瀬さんのトークの最中に椅子も片付けられていました。

ここでバンドメンバーのアンケート結果を紹介していました。
各会場で内容が変わると思います。

メンバー	お題	回答
藤堂さん	健康管理の方法は？	ウコンを飲んでる。
西嶋さん	夜に何を食べたい？	こっちの友達と食べに行くのでリクエストはないです。
今野さん	健康管理の方法は？	バス移動ではすぐに寝ること。
生野さん	健康管理の方法は？	財布も健康も妻が徹底的に管理しています。
マチェック	マチェック・ヤアスの今日のお言葉！	楽屋にずんだ餅。
柏木さん	仙台の思い出は？	てゆうか、マー君帰ってきて！

すぐ寝ること。。。
私も夜行バスの中ですっきり寝ることができればどれだけライブ遠征を楽しめることか。。。

財布も健康も。。。
生野さんは初日も家庭ネタを出してましたけど、ずっとこのネタを通したんですかねえ。。。

マー君。。。
アメリカに行っても怪我するだけなので柏木さんと全く同感です。

１１曲目の演奏は「大地を繋ぐ樹の下で」。
柏木さんの曲です。
演奏前に柏木さん自身がマイクを持ち、曲紹介をしていました。
まもなく始まるデュオツアーでもきっと弾くと思いますが、ピアノとのデュオ演奏が多いです。
そのピアノ部分を柏木さん以外の人でやっていてマチェックよりもよく聞こえていました。
葉加瀬さんがオリジナルの2ndメロディを弾いてましたが、あまり聞かないので新鮮でした。

１２曲目の演奏は「WITH ONE WISH」。
２年前のツアーのタイトル曲です。
よく、3/11の地震の後、最初に書いた曲と言ってますね。
今年もまもなくやってきます。。。
オリジナルのような派手さはなく穏やかな演奏でした。

この後は「葉加瀬太郎のクラシック音楽講座」と題したコーナーがありました。
葉加瀬さんのあこがれの存在のフリッツ・クライスラーを取り上げていて、「神童」、「波瀾万丈」、「世紀のエンターティナー」、「恐妻家」、「偽作問題」をキーワードに話していました。
多分、他の会場でも同じ話をしていたと思います。
葉加瀬さんは今年、クライズラー・カンパニーを復活させてツアーを回るようですが、このトークはその伏線だったのでしょうか。

神童。。。
パリ高等音楽院を12歳で卒業したそうです。
波瀾万丈。。。
もてはやされるのが気に入らない父親によって音楽をやめさせられるとか、第一次世界大戦で召集されて怪我したとか、アメリカで交通事故により重傷を負ったとか言ってました。
恐妻家。。。
観客は当然のようにクスクス笑いです。「割愛します」と葉加瀬さんは言ってました。
偽作問題。。。
自分で作った曲なのに、他人が作った曲と嘘を言ってたそうです。
人生というのはホントに十人十色ですね。

１３曲目の演奏は「前奏曲とアレグロ」。
そのクライスラーが作った曲です。
最近、NAOTOさんが自身のコンサートでイントロの部分を「ミシミシの繰り返し」と言ってましたが、確かに「ミシミシ」ですね。
オリジナルが「Classical Tuning」に入っててアコースティックなので、ほぼ同様の演奏でした。

１４曲目の演奏は「トリッチ・トラッチ・ポルカ」。
葉加瀬さんツアーでもたびたび出てきますね。
西嶋さんがベースまわしをしたり、葉加瀬さんがマイクパフォーマンスをしたりで楽しい曲です。
葉加瀬さんと今野さんが鳥の鳴き声をしたり、藤堂さんが牛の「モー」という鳴き声の真似をしたり、生野さんが「ヒヒーン」という鳴き声の真似をしたり、西嶋さんがカブトムシと言って、ウッドベースを前に置いた状態で両手両足を出してカブトムシの見た目の真似をしていました。
締めはもちろんお馴染みの「サーキット上のレーシングカー」に「夜中の国道。。。やべっ、サツだ。。。ピーポーピーポー」を楽器でやるパフォーマンスです。
その後は通常の演奏に戻りましたが観客はみんなで手拍子でした。

１５曲目の演奏は「ハンガリー舞曲 第５番」。
ブラームスの有名な曲です。
メリハリのある演奏で、後半の速くなるところは全員立って演奏していました。
最後にものすごくゆっくりになるところはマチェックは銀色のリボンを頭につけて回転。。。
他の奏者は演奏しながらその場で回転してました。
見た目も楽しませてくれた葉加瀬さんはもう汗だくでした。

演奏が終わると、近くの女性が「ブラボー」を連発してました。
一旦退場していた葉加瀬さんたちが再び登場しました(^-^)//""パチパチ

アンコール１曲目の演奏は「情熱大陸」。
葉加瀬さんの代表曲です。
アコースティックであっても当然スタンディングになり、盛り上がりました。
10分ほどの長い演奏で、途中の派手なSEが鳴るところではみんな楽器を置いてはかせんすを持ち、踊っていました。
ノリはまさに前年のツアーそのもので、もうアコースティックではなくなっていました。
踊りが終わると普通の演奏に戻り、柏木さんがえびぞりを披露。。。
好調だったようで、チェロの角度が90度を超えていました。
観客もはかせんすを使っていましたが、リニューアルされた今年のはかせんすを持っている人が大半で、私のように旧はかせんすを持ってきた人は少なかったです。
２つ持ってる旧はかせんすが壊れたら買います。

葉加瀬さん：今回で26公演目でした。あと34公演頑張ります。
観　　客：(^-^)//""パチパチ
葉加瀬さん：来年はデビュー25周年です。さらなる応援をよろしくお願いします。
観　　客：(^-^)//""パチパチ

クライズラー・カンパニーでデビューして25周年ということになりますか。。。
再結成はその25周年だから思いついたのかもしれないですね。

アンコール２曲目の演奏は「ひまわり」。
NHK連続テレビ小説「てっぱん」のテーマ曲です。
最近の葉加瀬さんコンサートではいつも演奏されています。
オリジナルよりも短い演奏で、しっとりと終えていました。

演奏が終わると葉加瀬さんたちが前に出て一礼。。。
盛大な拍手と共に「ありがとうー！！」という女性の観客も聞こえていました。
葉加瀬さんたちが退場し、コンサートが終わりました。

時刻は20時30分になっていたので、あとは帰るだけです。
次はもっと余裕を持って仙台観光を楽しみます。
東北新幹線はやぶさで仙台を後にしました。

大宮駅に到着し、こまちとはやぶさのジョイント部分を撮影しました。
また真横から撮りたかったのですが、真横は階段のフェンスがあってまたいいポジションが取れず。。。
次はホームの反対側から撮ると心に誓い、大宮駅を後にしました。

昨年に引き続きの東北遠征だったのですが、すごいラッキーでした。
なんと言っても、葉加瀬さんが絡んでいる宇宙戦艦ヤマト2199に松島で絡めたんですから。。。
ライブ遠征に出ると、今回のようにいい方向に出ることもあれば、悪い方向に出ることもあります。
だからライブ遠征はやめられませんね。
今回は葉加瀬さんの演奏も遅刻なしでじっくり楽しむことができました。
仙台城跡には行きたかったところですが、個人的には満足のライブ遠征でした。

次の葉加瀬さんコンサートは６月のクライズラー・カンパニーのツアーですね。
ツアーファイナルの日本武道館公演のチケットをファンクラブ枠で申し込みました。
クライズラー・カンパニーが活躍してた頃の話を全く知らないのでどんなコンサートになるか判りませんが、チケットの到着を待ちながらいろいろ想像してみます。