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(10/9)柏木広樹 Cello Acoustic Live “音文”第三片@紀尾井町サロンホール [柏木広樹]

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2ヶ月前のことですが、live imageや葉加瀬さんツアーでお馴染みのチェリスト・柏木広樹さんのコンサートを観に行ってきました。
柏木さんと言えば、今も回っている葉加瀬さんツアーですね。
その合間を縫っての開催でしたが、全然疲れも見せない柏木さんの演奏を楽しめました。
柏木さんの曲を中心に楽しんだコンサートのライブレポです。

柏木広樹 Cello Acoustic Live “音文”第三片
日時:10/9(木) 19:05~20:49(1時間44分)
会場:紀尾井町サロンホール
出演:柏木広樹(cello)、林正樹(piano)
曲目:
~1部~
♪(即興演奏)
♪She
♪耳雨
♪白ネズミ
♪streamline

~2部~
♪鳥の歌
♪Pipinella~ドリトル先生と緑のカナリア~
♪郵便局
♪Voz da Floresta
♪Spirit of the Forest
♪大地を繋ぐ樹の下で
♪musicasa

~アンコール~
♪Vitamin Color



会場に到着しました。
ですが、この日は平日。。。
開場時間に到着することは不可能でした。
すでに9割方席が埋まっていたので仕方なく左側後方の空いてる席に陣取りました。
ステージは当然足元が見えないです。
でも、まあ柏木さんのコンサートは女性の観客が多いのでなんとかなるでしょうか。

開演時間を少し過ぎたところで場内は暗転。。。
柏木さんが1人で登場しました(^-^)//""パチパチ
柏木さん:みなさん、ようこそお越し下しました。3回目の「音文」です。

1回目はMUSICASAでしたね。
2回目はsonoriumが会場でした。
わりと小さなキャパで毎回開催されています。
この後は気持ちを伝えるのに使った石文にちなんで音文とつけたという話をしていました。
柏木さん:今回はインターネットで作文を募集しました。結構な量でした。

私には主催のMINFAPLANからのメールで募集の通知がありました。
私に作文しろなんて無理です。。。
でも、熱心なファンは募集に応えようとするもんなんですね。
柏木さん:「大切な友人にありがとうを言いたくて書きました。。。」

柏木さんがその投稿の中から1つを選んでしばらく朗読していました。
詳細は伏せますがしみじみとした内容でした。
やはり私には書けないな。。。

1曲目の演奏はその投稿作品にちなんだ即興演奏でした。
柏木さんの無伴奏の演奏でしたが、温かみのある演奏でした。

柏木さんの紹介で林さんが登場します(^-^)//""パチパチ
柏木さん:年齢を聞くと驚きますよ。
林さん :35です。

確かに驚きました。
柏木さんよりも一回り年下なのに髭がぼうぼうで老け顔なんですよね。
いや、失礼。。。

2曲目の演奏は「She」。
アルバム「Deja vu~Cello de Cinema~」に収録されています。
映画「ノッティングヒルの恋人」で流れているそうですが、観たことはないです。
神秘的で美しい演奏でした。
柏木さん:出会ったのは2000年かな。。。
林さん :覚えてないです。
柏木さん:確か、ライブハウスです。今は無きですが。。。

ライブハウスもいろいろ移り変わっていくんですよね。
柏木さんもよくライブをやってた六本木のSTB139も5月に閉店しました。
もしかしてそこ??

3曲目の演奏は「耳雨」。
林さんがベースの西嶋さんとジョイントしてリリースしたアルバム「El retratador」からの曲です。
今までにない音を入れたそうで、柏木さんは最初なんだこりゃと思ったと行ってました。
変なコードが入って神秘的な演奏でした。

4曲目の演奏は「白ネズミ」。
デュオ演奏ならではの強弱がついたメリハリのある演奏でした。
林さんの見せ場が長く続いていて拍手も出ていました。
アルバム「pictures」に収録されていますが、オリジナルは葉加瀬さんからギターは要らないのでは?言われたそうです。

5曲目の演奏は「streamline」。
アルバム「picture」でも「白ネズミ」の後に収録されてます。
今回は「3分15秒」の林さんのアドリブ演奏が入っていて最初は何の曲か判らずなんか不安でしたがその後はいつものアップテンポでスピード感のある演奏になっていました。
途中で柏木さんのアドリブもあったのでトータルとしてはかなり長かったです。

演奏が終わると柏木さんと林さんが退場し、休憩時間になりました。
とはいえ、ここにはロビーなるものがありません。
物販コーナーはありましたが、スタッフとの距離が近すぎるので撮影は断念。。。
休憩時間は何もせずに待機でした。

休憩時間が終わると、柏木さんと林さんが再び登場しました(^-^)//""パチパチ

まずは鳥にちなんだ曲が3曲続きました。

6曲目の演奏は「鳥の歌」。
カタロニア民謡です。
過去、国連で実際にチェロで演奏されてみんな涙した曲で、チェリストはみんな好きな曲と紹介していました。
私は初耳でしたけど、かなり暗い曲でした。
確かに涙を流しそうだな。。。

7曲目の演奏は「Pipinella~ドリトル先生と緑のカナリア~」。
アルバム「musicasa」に収録されています。
こちらもやや暗く重苦しい演奏でした。
デュオ演奏なのでオリジナルのようなギターもなく同じような演奏が長く続いていました。

8曲目の演奏は「郵便局」。
アルバム「picture」に収録されています。
タイトルにはないですが、これもドリトル先生シリーズです。
こちらは逆にピアノ伴奏が目立ってたのでオリジナルよりもかなり明るく聞こえる演奏でした。
林さんのアドリブや柏木さんのアドリブがあって長く演奏していました。

続いて森にちなんだ曲が3曲続きました。

9曲目の演奏は「Voz da Floresta」。
アルバム「航海記」に収録されています。
かなり前のアルバムなので久しぶりに聴きました。
温かみのある穏やかなメロディが響いていました。

10曲目の演奏は「Spirit of the Forest」。
林さんが参加するユニット「KOKOPELLI」のアルバムのタイトル曲です。
ということはオリジナルはボーカル曲ってことでいいのかな。。。
でも、ピアノ曲じゃないかと思うくらいに滑らかに演奏していました。
コードも特殊でなんか神秘的でした。

11曲目の演奏は「大地を繋ぐ樹の下で」。
アルバム「cocoro ~Relation~」に収録されています。
デュオ演奏に限らず最近の柏木さんの主要な曲になってますね。
葉加瀬さんツアーでもよく演奏されています。
チェロのメロディとしっとりとしたピアノ伴奏が美しかったです。
柏木さん:メリハリつけて弾いたのですが、並べてみるのもいいですね。林君と気持ち的に似てるところがありました。

だからこそ共演できるんですよね。
ほとんど打ち合わせをせずに演奏できるようだし。。。

12曲目の演奏は「musicasa」。
これも最近の柏木さんの主要な曲になってますね。
アルバムのタイトル曲です。
明るく軽快な演奏で一気に柏木さんコンサートに戻りました。
サビの部分では「ラーラーヤー」と2人で歌っていました。
私の位置からは確認できませんでしたが前のほうの観客も歌っていたかもしれないですね。

アンコール前コンサートの宣伝をしていました。
1/31に「音文」の第4段が名古屋のメニコンANNEX HITOMIホールで開催されます。
早くもチケットが完売し、急遽夜公演が追加になったようです。
2/11に浜離宮朝日ホールで「Made in musicasa 2015」コンサートが開催されます。
ゲストは藤原道山さんで、 光田さん、タロマさん、西嶋さん、岡部洋一さんの豪華なバンド編成だそうです。
こちらは観に行きます。

アンコールの演奏は「Vitamin Color」。
アルバム「pictures」に収録されている曲です。
久しぶりにライブで聴きました。
オリジナルよりも迫力のある演奏で、柏木さんのメロディも力強かったし、林さんも力強いタッチで演奏していました。

演奏が終わると柏木さんと林さんが退場し、コンサートが終わりました。

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昨年は曲名が全然判らずライブレポは挫折しましたが、今年は書くことができました。
仕事が大変だった昨年よりも今年は余裕があり、体調もよかったからかな。。。
座席が後方だったので視界が悪く、演奏を聴くことに集中できたからかもしれないですね。
あとは曲数そのものが少なかったのもあるか。。。
葉加瀬さんツアーに参加していて忙しいこともあってか、公演時間は1時間44分とやや短めでしたね。
でもその分トークが少なかったし、アドリブ演奏もたくさんあって曲が長かったので十分お腹いっぱいになれたと思いました。

次に観に行く柏木さんコンサートは来年の浜離宮朝日ホールですね。
今度は一転してバンド編成ですが、これはこれで楽しみ。。。
まだ2ヶ月先なのでそれまではアルバムを聴いて予習に励むことにします。

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